2015.9.20  
旧ユーゴスラビアの旅 スプリット





おはようございますヽ(^0^)ノ
この日
晴れ女健在。朝まで雨降りでしたし、予報は雨。でも晴れました!



トロギール郊外のホテルを出まして





白い岩の山を眺めながら

アドリア海を南下






ここへ向かいます↓


ユネスコの世界遺産に登録されている

スプリット

とても興味深い街です


なんかなんか 不思議でしょ笑

1700年前に作られた城壁の街です





ボロボロな城壁に
人の住んでいる気配あり
世界遺産なのにね




この車のとまっているところは

当時は海だったそうです↓
頑丈な城壁に囲まれた
風とうしのよい美しい宮殿


建築当時の姿

この宮殿を造ったのは
ローマ皇帝ディオクレティアヌス
在位284年~305年



地下は大きな石造りの柱が支えています

当時を偲ばせますが

今はお土産物の店が並ぶ不思議空間




天井の穴の向こうは地上のレストランの床


何故こんなことになっているのでしょう?

さくっと説明すると
昔々
三世紀終わりローマ皇帝ディオクレティアヌスはキリスト教徒弾圧で残忍な公開処刑を繰り返していました。
彼は亡くなる前に退位し温暖で快適なこの地に頑丈な宮殿を建築。隠居生活に入り海側の半分を宮殿として反対側のを家臣やその世話をする市民一万人近い人々が暮らしていました。
彼の死後5年たつかたたない313年、キリスト教は認められローマ正教となりました。

主のいない宮殿はどうなったでしょう。

階段を上り地上にでてみましょう
そこは古代と中世が入り交じる異空間


キリスト教徒にとっては保護する価値のない宮殿は荒れてゆきました。そして
639年スラブ民族の侵攻によりこの宮殿は廃墟となりました。

その後 戦争で行き場を失った難民がこの宮殿に住み着き細かく仕切って増築し自分たちの街を築いていきました。



皮肉にも
皇帝ディオクレティアヌスの霊廟は
今は殉教したドムニウム司教が祀られており、皇帝の棺は外に放り出され遺体は行方不明となりました。




街は十字に広い道があり
中心に広場があります



真ん中にさっき上ってきた階段があり宮殿地下に下り城壁の外へ出られます。


では
不思議な迷路の街を歩きます




石の柱の間は本来あいていたもの。↓



隙間に壁を作り住まいを作り今はレストランやショップとなっています。
うまく作ってますよね。

階段もあと付けして趣のある民家がたくさんありました。







オープンカフエはあちこちに







猫ちゃん













町を塔の上から眺めた動画があります
↓↓
はいからさんのブログ




古い方のお屋敷








素敵なお宅







この親指に触ると幸運が訪れると








ホテル



葡萄






猫ちゃんが店番をしているカフェで休憩




コーヒーと言ったらエスプレッソが出てきましたのでミルクをもらい沢山入れました





スフィンクスがいました

ホンモノです




エジプトから略奪したスフィンクスは11体

顔が残っているのはこの一体だけ

きてよかった。
人が住んでる宮殿都市。おすすめです。






ここもホテルで
泊まれるんですって


遺跡ホテル



さてバスに乗り




国境を越えて

ボスニアに向かいます



車で入国したというスタンプ押してもらいました。



内線の街モスタルへ