けんたんたん、エブリスディを服用開始して1週間経過しました。
 
副反応は一切見られず、いたって順調に過ごしてます。

さらに「これは薬の効果だろう」と思える嬉しい進歩もあり、主治医にも報告しました。



正直、薬を始める前は、毎日やるのは面倒だなぁ、でも仕方ないかぁ…という気持ちも多少あったのですが、始めてみたら何てことはなく。
 
 
慣れですね。
 
すっかりルーティンです。
(※パパもテキパキやってます)
 
 
とはいえ、胃ろうのけんたんたん。

薬瓶に直接挿して薬液を吸うシリンジ(メーカーの呼称は「専用ディスペンサー」)を、経管栄養のチューブに直接挿せない、というのはネックです。
主治医によると、いずれ専用のコネクタができるみたい?とのことですが、いつになるかわかりません。
 
 
保冷や遮光を気にしながら、どう簡単&確実に注入できるのか?
 
同病のママさん達とSNS上で意見交換しつつ、現時点で我が家でやっている方法をご紹介します。
 
 
まず、用意するのはこのセット。
 
左から、短い胃ろうチューブ、オレンジ色の専用ディスペンサー(遮光)、10ccの口が長めのシリンジ(黄色)、同じく10ccの口が短めのシリンジ(緑)。

写真下より、実際の手順を解説します。
 
<下準備>
・専用ディスペンサーで薬液を吸い上げておく。
・通し水10ccを緑のシリンジに用意する。
 
① (一番左、胃ろうチューブの先は胃ろうボタンに挿していると仮定) 
黄色のシリンジの押し子を外した状態で胃ろうチューブにセットします。
 

② シリンジを左手で持ち、胃ろうチューブのクランプは閉じたまま、そこに専用ディスペンサーの薬液を押し出します。ここ緊張〜!

※ シリンジに光が当たらないように、左手で包むようにします。
 

③ すぐさま専用ディスペンサーを取り除け、胃ろうチューブのクランプをオープンにし、黄色のシリンジの押し子で薬液を押して注入します。

※ 薬液は息子の体重だと6.6ccなので、押し子はシリンジの半分押せば薬液を注入完了します(写真のように全部押し込むと、エアが入ってしまいます)。
 

④ 黄色のシリンジを外して、緑のシリンジで通し水を注入。ここはゆっくりでも大丈夫。

これで注入は完了。



⑤ シリンジ類は水洗いして、乾かします。
 

何度も書きますが、薬液は遮光で要冷蔵です。

ゆえ、薬瓶から専用ディスペンサーで規定量を吸い出したら、5分以内に注入を完了させたほうがいいと思います。
 
 
とにかく、キモは②③のところ!
 
電球の光であっても薬には影響が出るらしいので、一瞬でパッと注入しないといけません。
 
急ぐあまり、クランプを開き忘れてしまうとか、薬液を飛び散らしちゃうとか、ミスをしないように集中して行うべし。
 
 
 
ちなみに…
 
 
裏技ですが、胃ろうバルーン用の細口シリンジは直接、胃ろうボタンに挿せるんです。
 
なので胃ろうチューブを使わず、黄色のシリンジの代わりに「胃ろうバルーン用シリンジ」をダイレクトに胃ろうボタンに挿しておき、そこに専用ディスペンサーで薬液を注ぎ込むという方法もあります。
 
まだやったことはないけど、楽ちんかも♪
 
 
以上、参考になりましたら幸いです。