<フィクション55>


「ある巫女の物語」のスピンオフ


そういえばこんなことがあった。

ケイトがわざわざイーサンのところに電話してきて、アリー(初登場)が、ウォーターセラーたちに無理矢理水を買わされようとして困っていると、なんとか相談に乗ってあげてほしいと。


イーサンさんは、快く承諾したもののアリー本人からは何らアクションをしてこなかった。


時期で言うと、フランクが追放された後の今の管理人たちにとっての安定期の出来事だった。


そうこうしているうちに、マギーによる中傷メール事件が起こり、ケイト、マギー、オーサムは、イーサンの運営するグループから勝手に抜け、ブロックしてきたのだ。


その後、やっとアリーがグループで口を聞き始めたのです。

ケイトが自分をブロックしていると。

わからないことを質問しただけなのに、と。


イーサンには相談に乗ってやって欲しいと言いながら、その当の相手をブロックし、その報告すらしない。

そんな身勝手な女。



ここで想定されるケイトとイッチの間での会話と動き


ケイト「イーサンがしつこいのよ。ねえイッチ、彼を懲らしめてやってよ。」


イッチ「僕は法律に自信があるから大丈夫。怖がって何もできなくさせてやるからね。」


で始まり、イーサンが怯む様子もなく受けて立つという事実を知り、動揺したイッチはビッグケイトを恫喝。

ところが彼女は思いのほか堂々としており、社会常識の範囲で対応してきた。

そして彼女は心を砕き、イッチの暴走を唯一止めることができる存在であるケイトに、イッチにそんなとんでもないことをさせないようにアドバイスしようとメッセージを送ろうとしたが時既に遅く、ケイトは、なんと恩人であるビッグケイトまでブロックしてきたのだ。


そして、イッチの恫喝はとどまることを知らず、ユキンに同調する良識ある他の人々にまで広がっていった。


これを見てもイッチとケイトが今もなおつながっていることが想定される。



そんな状況を全て把握した上でのことなのか実際のところはわからないのだが、心ある人がケイトの悪行をわかった上で、もう少し待ってやってほしいといった書き込みを各所にしてこられたのだ。


その人は本当に心根の美しい方なのだが、そんな方が悪女の心を変える事は可能なのでしょうか。

また変えたところで、過ぎた悪行を何もなかったことにすることは難しい。


ケイトのことを心友として表現しているが、どんなひどいことをしてきたかと言うことを抽象的に最初に書かれていた。そして以下のように結ばれていた。



この私の投稿は私なりに真実を公の場にとおもい  投稿しました


心友ならお前が全ての根源の方を戒め正せと言われる事でしょう


分かっています  真実を公の場にさらけだし

あぶり出し  謝らせろといわれるでしょう

しかし

真実を公の場にさらけだす事によって

その方が本当に改められるでしょうか

それだけ重い心の病におかされているとおもうからです


今少し時間をください

必ずや心友を正しき道々に歩ませます


心友の心なき発言 行動  お許しください


と。


こんなに彼女のことを思い、なんとかしてあげなければと思う心を持った人が存在する。

でも、それは命がけの行為になるのではないでしょうか。


このことを知ったクロエは、何よりその人がとんでもない目にあうのではないかと、そのことを心配していた。

それと、もしやその人はとんでもない勘違いをしていて、ケイトの悪行については何も知らず、ケイトと対立する人物の事だと思っている可能性もあるかもしれない。

かつて自分も騙されていたように。

そんなことも一瞬頭をよぎった。



だが、すでに悪魔たちは、自分たちが好んで、戦いを裁判の場へと周りを引き摺り出そうとしているのだ。





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