<続きです>

 本の間から出てきたマス目と数字が書かれたカードは
 4枚のカードと同じ大きさのようです。

 18.カード

 4枚のカードに書かれている記号は N、E、W、S ではないですか?

 17.カード4枚

 N(北:上)、E(東:右)、W(西:左)、S(南:下)
 という向きにして重ねてみます。

 探偵さんは E から重ねました。

 19.E

 次に W を重ねました。

 20.E+W

 さらに S です。

 21.E+W+S

 最後に N を重ねると…

 22.E+W+S+N

 4 2 8 6 が出てきました。
 この数字は何でしょうか?

 部屋を見回して数字を使う物を探すと…

 02.ナンバーロック

 ドアの横のナンバーロックですね。
 数字を入れてみます。

 23.ナンバー入力

 数字の入力を終えると…
 部屋全体が上昇しているようです。
 
 扉だけが下に降りていき、
 新しい扉が上から降りてくるように見えます。
 部屋全体がエレベーターになっているようです。

 新しい扉がぴったりの位置になったところで部屋の動きが止まりました。

 24.弾痕

 扉をよく見ると、周囲が焦げた穴があります。
 部屋が動くまでは穴なんてありませんでした。

 25.弾痕拡大

 つまりこれは3階の仕事場の扉で、
 容疑者が扉越しに被害者を撃った弾痕ということでしょう。

 被害者は、撃たれる直前か撃たれた直後にナンバーロックを操作して
 3階から2階に部屋を移動させたということなのでしょう。

 エレベーターの仕掛けと扉の弾痕により、
 容疑者の自白も食い違いがないことがわかり、
 密室の謎は解決しました。
<続きです>

被害者はゲーム作家らしくパズルのような謎を仕掛けていました。
この謎を解くことにより手がかりがつかめるかもしれません。

探偵達の捜査開始です。

●銀の箱
 まずは銀の箱の中身を確認しています。
 モザイク状の消しゴム(?)が入ってました。

 09.箱の中身

 この消しゴムがバラバラにできそうなのではずしてみると…

 11.消しゴム中身

 何か入ってましたので取り出しました。

 12.メモ

 メモですね。
 「どんと来い!」???

 本立てにありませんでしたか?

 13.どんと来い

 この本のことでしょうか?
 表紙をめくってみると…

 14.どんと来い中身

 マス目と数字が書かれたカードが入っていました。
 これは何の暗号でしょうか?

 もうひとつ、鏡のところの貼り紙が気になります。

 06.暗号

 丸が付けられた数字、赤・青・黄色…
 折り鶴の色も赤・青・黄色でしたが、関係ありそうです。

 この部屋で3つの数字と関係ありそうなものは、

 08.手提げ金庫アップ

 このボックスに付いてる鍵ですかね?
 
 折り鶴が並んでいる順番通りに該当する色の数字を入れてみましょう。
 3(赤) 5(青) 8(黄色)

 15.手提げ金庫解錠

 数字をセットしてボタンを押すと鍵が開きました!

 16.手提げ金庫中身

中に入っていたのは
4枚のカードでした。

 17.カード4枚

<つづく>
1月26日(日)リアル探偵ゲーム「事件は現場で起きている!【事件2】」開催。
会場は秋田市手形山崎町の長崎ちゃんぽんやさんの2F「たまり場」です。


事件概要
 ゲーム作家の山中正太郎が自宅2階の書斎で射殺されていました。
 部屋は内側から鍵がかけられており密室となっていました。
 通報してきたのは家政婦の三田悦子。
 契約通り朝7時に入ったが、返事がないため合い鍵で書斎を開けたところ死体を発見しました。

 死亡推定時刻:1/24 20:10

容疑者
 殺害された山中氏の従兄弟の松井政義。
 中山氏を殺害する目的で訪ねて行き、3階の仕事場にいるところを扉越しに拳銃を撃ったと言うことです。
 殺害に使われた弾丸と松井が所持していた拳銃のライフルマークは一致しました。
 3階で殺害された山中氏がなぜ2階で発見されたのか現段階で不明です。

 01.凶器

事件現場
 入り口扉の横にナンバーロックが!?
 施錠のためのものではなさそうです。
 02.ナンバーロック

 入り口左側に鏡があり、数字の書いた貼り紙と銀色の箱、本立てがあります。
 03.鏡台

 数字の貼り紙は赤・青・黄色の丸で囲まれた数字が!
 06.暗号

 銀色の箱には赤・青・黄色の折り鶴が載っています。
 
 05.箱

 本立てはこのようになってます。
 04.本立て

 入り口右側には丸テーブルがあり、その上に鍵付きのボックスが載っています。
 07.手提げ金庫


<その2へつづく>