夏が戻ったような関西です
でも、やっぱり夏がまだまだ名残惜しい
machacoです
さて日付変わってしまいましたが
現地はまだ9月11日です
12年前の同時多発テロ事件の日ですね
もう12年も前の事なんですね~
テレビや新聞でも
10年を境に
どんどん報道される量がへっていくような気がします
あの日は
残業で遅くなったパパの夕食に付き合いながら
テレビを見ていました
あまりにも映画のワンシーンのような光景に
びっくりする暇もなく
ただ唖然としたのを今も覚えています
直接被害にあったわけでもないし
知り合いが被害にあった訳でもない
だけど
あの日からいろんなことが変わってしまって
その後の私たち家族の
海外駐在生活にも
かなりの影響があったということは
否定できません
それは決していいほうの変化ではなかったですが
あの時はもう受け入れるしかなくて
大きく動いていく世界情勢に
私たち家族が巻き込まれていくのを
その気持ちのやり場をどこにもっていっていいのか
わからずにいました
そのことだけが原因ではありませんが
結果として
ムスメも私も身も心も病んでしまった時期もあり
本当にあのあたりのころを思い出すと
やっぱり辛いことが多かったように思います
直接被害にあっていないし
その場にいたわけでもない私たちですら
少なからず影響があったし
いろんな変化が起きてしまったのです
本当に被害にあった人たち
そしてその家族や友達は
どんなに苦しく、辛い12年を送ってきたのでしょう
それを思うと
私たちはまだ幸せだったなって思います
あの時わからなかったことも
わかってきたり
そして逆に
その目で見たり、肌で感じたことなのに
本当は事実ではなかったり
何が本当で、何がウソなのか
それが今は非常に分かりづらい時代です
いろんなところで
いろんな思惑があって
どれが本当なのか
どれが正しくて
いったい何が正義というのか
そして一体何を信じたらいいのか
誰にも何もわからなくなってきています
だけど
やっぱり尊い命が奪われたのは事実で
それは痛ましいし、悲しいし、辛い事です
そのことは忘れてはいけませんね
目に見ている世界だけが
すべてではありません
本当は知らないことや
わからないことのほうが多いんです
ひとつの情報に流されることなく
自分でいろんな情報から
正しいと思うものを選び取ることができるように
いろんな角度から物事をみるように
判断できなくちゃいけませんよね
一つの物事も見る角度によって
全然違うものに見えることだって
たくさんあります
ムスメは今学校で平和学という授業を選択しています
ひとことで「平和」といっても
その定義も実は曖昧なんだそうです
何を持って平和というか
自分が思う平和
自分が思うシアワセ
あなたにはそれがちゃんとわかっていますか
今日のこの日
12年前の奪われていった命に冥福を祈るとともに
そんなことも考えてみる機会なのだと思います
そして今の自分が生きていること
そして幸せであることに
感謝する日
日常に流されてしまう毎日の中で
この日はそんなことを考えるためにも
この日の事はやっぱり忘れてはいけない
そんなことを思った今年の911でした