おはようございます
今日も朝からいいお天気です
暑くなりそうですね
さて
昨夜は
パパと二人でDVD鑑賞
しましたよ
見たのは・・・・
「沈まぬ太陽」
もうすでにご覧になった方もいますよね
私はかれこれ10年以上前に小説で読んでいました
この主人公恩地一さんって
組合活動に熱を入れるあまり
会社からの反感をかい
パキスタンのカラチ
イランのテヘラン
ケニアのナイロビ
約10年も左遷の道をたどる・・・というお話
見ていて・・・・
なんだか複雑でした
何しろ私たち家族の・・・・
初めての駐在地は
パキスタンのカラチだったのですから
映画に出てくるカラチは
きっと当時30年ほど前の様子を出していたのでしょうけど
つい15年前に住んでいたカラチと
ほとんど変わらない様子でした
繁華街のレストランで食事をとるシーン
出されたお料理にハエがたかっています
まさにこの通り~~~
一緒に駐在を過ごした友だちも
この映画をみて
このハエがたかっているシーンを見て
懐かしかった~って言ってましたよ
私たちが駐在していた15年ほど前ですら
まともなスーパーは1軒だけしかなく
しかもモノが揃っていないので
野菜も八百屋さん、お肉はお肉屋
さんに
行っていました
お肉屋さんのドアには
やはりハエがびっしり止まっていて
ドアを開けると
ハエがどわ~~~っと飛び散ります
中に入ると・・・
カウンターがありそのすぐ奥には
牛がぶら下がり
その下では牛を解体しているようすが
すぐに見えていました
ハエが懐かしい~ってね~~~
あはは
映画は
左遷のお話に航空機事故のお話もあり
相当重い内容でした
きっとパパなんかは一企業の人間として
この映画の内容には
きっと複雑な思いで見ていたのかもしれません
当時のパキスタンでも
日本のいわゆる大企業からの駐在員たちが
たくさんいました
もしかしたら・・・
いわゆる超エリートコース
・・・・に乗ってる方たちではなかったかもしれないけど
映画に出てくる会社のような左遷ではなく
専門職の人
パパのように海外部門の仕事で
中東やアジア専門の人
みんな自分の仕事に誇りを持って
過酷な土地でも一生懸命でした
そして・・・・
家族との時間や
日本人会での集まり
いろんなところで交流があり
プライベートでも楽しい時間をすごしていました
うまく言葉にできませんが・・・・
私たちには
特別な時間を過ごした
特別な思い出があるところなのです
大変だったことあるけれど
その時に過ごした
家族や
一緒にその時期をすごし
一緒に乗り越えた
仲よしの家族としか
分かりあえない思い出なのです
そして
その思い出も
友だちも
一生の宝物になっています
Pakistan, Karachi, Clifton beach