第1話はキリストの誕生です。

父ヨセフ目線で話は進みます。

時の時代は、ローマ帝国。

抵抗勢力を潰して、王は権力を存分に振りかざします。

ヨセフの婚約者マリア。聖母マリア様ですね。

マリアは、ヨセフが家を3ヶ月空けていた時に妊娠しました。

しかし、決して他の人の子という訳ではありません。

神様からの授かりもの『神の子』だったのです。天使がマリアに伝えにきました。

神様は、マリアを選ばれたのです。

ヨセフは、中々それを受け入れられなかった。一般的に考えたら、当然ですね。

ユダヤ法の基本は、ヘブライ語聖書であり、不貞は死刑となるようです。

数日後、ヨセフは夢を見ます。

「マリアを受け入れなさい。その子をイエスと名づけなさい。この子は、彼の国を罪から救うだろう。」

ヨセフにも天使からお告げがありました。

ここで、ヨセフとマリアはナザレからベツレヘムに移動します。ヨセフの故郷です。

ローマの税金搾取のための国勢調査があったのです。ユダヤ人はローマに憎しみを持ちます。

160キロの道のりです。身籠っているマリアには相当きついものです。

そして、道中でイエスは生まれます。

その日、羊飼いが天使から伝えられます。

「主メシアが生まれたと」

羊飼いは、イエスに会いに来ます。神の子が生まれたことを告げに遣われたんですね。

また、東方から賢者（占星学者）（星から特別なことを読み取ることができる人）が王を訪ね、

メシアを探していることを告げます。本当は、王に会いたくなかったが異国から来るので、仕方なく。

王は、その存在に危機を感じ、潰そうとします。

賢者たちは、王に必要な財産をイエスに託します。

そして、帰りに王のところへ寄れと言われていたのですが、天使の告げから別の道で帰ります。

イエスを守るためです。王は、大変怒り、2祭以下の子を全員虐殺します。恐ろしいです、、、

ヨセフ達は、何とか逃げ切り、エジプト・アレクサンドリアへ向かいます。

というのが、1話でした。

イエスの誕生ですね。マリアとイエスだけが神の子であると分かっていたのではなく、天使が民にも伝えに来ていたんですね。

何とも、不思議な話ですが、事実なのでしょう。

それにしても、王は何でもやりたい放題ですね。2歳以下のお子が、、、

自分の地位を守りたい気持ちと神を信じたくない気持ち。虐殺まではしないものの、私たちの中にもあるのでしょうね。

奇跡の子の養父ヨセフ