ご無沙汰をしております。

父が亡くなって2週間が経ちました。

その朝、私の買ったグレーのパジャマを着て、車椅子に乗ってる父の夢を見ました。

最後に会った1年半前の姿そのままで、ふくよかで、笑ってました。

病院のベッドに寝たきりのはずの父が、車椅子でどこかに行こうとしてたので、「え?どこに行くん？」と私も笑って聞いたところで夢は途切れました。

その時、電話のコールがなり、

私はあ、もうきてしまった。と直感して、泣きながら電話を出ました。

妹からで「血圧が下がった。」もう覚悟してください。と病院から連絡が入ったとの内容でした。

既に準備はしていたので、30分で身支度を整えて四国に向かいました。

4時間後に病院に着きましたが、父はまだ生きているものの、やはり県外者は、お通しすることができません。でした。

私が四国に着いてから3時間後に、父は亡くなり、それから7時間後に自宅にて再会しました。

妹からは聞いてたものの、最後に見た時とは別人の様に変わってました。

痩せ細っていました。

しかし、どこかの高貴なご住職か?と思うような穏やかな顔をしていて、もう苦しくない。寂しくない。よかったね。家に帰ってこれたね。お父さん！とホッとしました。

母と子供、孫の9人で食事をしない小さな葬儀を行いました。

魂ってどこに行くんでしょうね。

一緒に暮らしていない私は、滋賀の家に戻ると父が亡くなったことが、まだ実感として湧きません。

さて、

妹、弟は、葬儀が終わると関西に戻りましたが、私は少し残り、家の片付け。

クリーンセンターへのゴミ運び。数回。

タバコを吸う父の部屋のヤニ取り。

これほどまでに、私にパワーが残っていたのか？と思える働きぶりに、自分自身が1番驚きました。

あと、帰省中に、母の新型コロナのワクチン電話720回して、つながりました。

あと、父の名義の事を色々動くために、印鑑登録やら、戸籍謄本など手続きもたくさんありました。これはまだまだこれからで、大変そうです。

実はわたくし、

父がもう危ないと覚悟してた頃から、食欲が落ち、マイナス4キロ、ストーンと落ちました。

この前ま食べられなかったらどうしようか?と思うほど、食べたくないのです。

あれは、食べたいのに食べれない父の念が、私に入っていたのか？

今、元気にしています。

食欲が抑えきれずに、何もかも美味しい。

体重は1週間で戻りました。

私が残ったことにより、妹と母がたいそう楽しげにしてくれてて、

女だけでコロナが落ち着いたら、旅に行こう。と約束をしました。

今まで「お母さん」「ともちゃん」お疲れ様。

ありがとう。

お父さんの苦しかった時を知ってる2人には、大きな荷物を背負わせてしまいました。

姉ちゃんは頑張るよ。頼ってちょうだい。

色んな事に対して、毎日が感謝の気持ちでいっぱいです。

落ち着きました。