回を重ねるごとにひとりっ子とひとりっ子親の実情が赤裸々に見えてきましたね!


この“ひとりっ子談義”は

ひとりっ子である“あむろ”と、

ひとりっ子親の“みうら”が、

ひとりっ子とひとりっ子を持つ親御さんの実情を独自の視点で語り合っていきます。


ひとりっ子あるあるやひとりっ子を持つ親御さんならではの悩みや問題の解決のきっかけになればと思います。


そして、知られざるひとりっ子についてが明らかになります!

周りにひとりっ子が居る人も必読です!


さて、今までの“呼び方”のおさらいです。

この対談で出てくる呼び方は以下のようになっています。

・ひとりっ子(本人がひとりっ子)

・ひとりっ子親(子供がひとりっ子)

・きょうだい持ち(本人に兄弟がいる)

・きょうだい親(子供がひとりっ子ではない)

の4種類に分類しています。


第5回目のまとめは…

広辞苑によるとマイペースとは「自分の自由な進度で仕事などを行うこと」という意味で、よくひとりっ子に対して使われるようなネガティブなものでは本来ない。
けれども、ひとりっ子は「マイペース=わがまま」というようなイメージが強くある。
それは、ひとりっ子に「発想が自由」な人が多いだけで、それが屈曲して「マイペース」になっているのかもしれない。
ということでした。
今回はこの続きからスタートです!
(前回の記事をまだ読んでいないかたはこちらからどうぞ⬇︎https://amuamn.amebaownd.com/posts/6192145?categoryIds=1640836

第6回スタート!

みうら:さて、今回は、「ひとりっ子はマイペース」と並ぶ、2大イメージのもうひとつ「ひとりっ子はわがまま」について考えてみよう。

あむろ:2大イメージがそれっていやだな(笑)
どうせなら「考える力がある」とか「自分の世界観をしっかり持っている」とかがいいな!

みうら:ほんと、マイナスイメージばかりというのが不本意。

あむろ:ねっ!!!不本意っ!!!

みうら:よく「ひとりっ子はわがまま」と言われるけど、実際にうちの息子や周りのひとりっ子を見ていても、わがままというイメージはないんだよね。むしろ、上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいる下の子の方がわがままなイメージがあったりして。(※個人の見解です)

あむろ:うんうん。同感(笑)
末っ子はね…。上手いよ、いろいろ(※個人の見解です)

私の周りにはひとりっ子が多いけど、みんなとっても周りに気を使える人だよ。しかもその気を使っていることすらにおわせない配慮もしてる!たまに気を使う方向が間違ってしまうこともあるけど(笑)

けど、周りの人が「あの人はひとりっ子だからわがままだ!」という発言を聞いても「私もひとりっ子なんですけど!」なんて場の空気を凍らせる言葉なんて“気を使って”言わないし!

みうら:第5回でも書いたけど、確かに小さい頃は息子もわがままだったけど、大きくなるにつれて周りに気を使うようになってきたし。
(第5回。ひとりっ子はマイペースなのか? を参照してね。

あむろ:みんな小さい時はわがままだよね!2歳ごろのイヤイヤ期はきょうだいに関係なくみんなが通る道だと思うし。

みうら:そもそもひとりっ子は長男、長女でもあるわけだから、長男長女の気質にあてはまると思うんだよね。
長男長女のイメージといえば、ネットの情報とか本に書いてあることをいくつか見てみると「甘え下手、人に気を使う、まじめでしっかりしてる」という意見が多い。
あむろちゃんが言っていたように、「人を頼らず自分で解決する」とか「周りに気を使う」っていうのはまさに長男長女の気質だよね。
あむろ:第4回。ひとりっ子の良い点・悪い点を語り尽くす!悪い点編の「人に頼れない」を参照してね。

みうら:他にも長男長女の特徴についての記事を見てみると、「第一子として大事に育てられた結果、自己肯定感が強い」とか「両親から愛情と注目を注がれているので学業優秀で意欲的」とか書かれていて、長男長女は世間でも評価が高い(笑)

ひとりっ子だって長男長女なのに、同じ「第一子として大事に育てられた結果」でも、「甘えん坊でわがまま」とか言われちゃう。この評価の差は何なんだろう?

「ひとりっ子」というフィルターがかかったとたんにイメージが下がっちゃうんだよね。

あむろ:長男長女って自己肯定感低いイメージあるけど。下の子が生まれて、親の気がどうしてもそっちにいくから、「大切に育てられている」力の入り具合が途中で分散されてしまったから、逆に控えめで自信がない感じの人が多い印象だけど。私の周りだけなのかな。

ひとりっ子は「大事に育てられて」とか「甘えん坊でわがまま」とか本当によく言われるけど、ひとりっ子親はたいていきょうだい保有者で、親自身もひとりっ子に対してそういったイメージを持って子育てしてる場合が多いから、現実にはきょうだい保有者より厳しく育てられてることが多い気がするんだよね。周りのひとりっ子たちを見ていても。

みうら:「長男長女、実は自己肯定感低い説」に同感!
そういう私も長女で、そして自己肯定感がものすごく低い!

ひとりっ子に対する世間のイメージと実際が違うように、長男長女も世間のイメージと実際は違うのかもしれないね。つまり、「世間というのは勝手なイメージを作るので、あてにならない」ってこと。
だから、あんまりイメージにとらわれないようにしよう!と声を大にして言いたい。

あむろ:うんうん!世間というのは勝手なイメージを作るので、あてにならない」ってまさに!それが良い内容だったら問題ないんだけど、大抵はディスられてるからね…

ひとりっ子ハラスメントだよ!


ひとりっ子に関してリサーチしてる時に見つけたTwitterで、「これってひとりっ子をバカにしてるの?」と思えるアカウントがあって、しかもそれが本になってるから驚きだったよ!ひとりっ子に対しての偏見もいいとこで、「ひとりっ子になにか恨みでもあるんですか?」と聞きたくなっちゃう(笑)

しかも、ひとりっ子親も「次の子は?」とか「ひとりっ子でかわいそう」と言われ、自分の子供に対して世間のイメージが悪いって、なんだか踏んだり蹴ったりだよね。

2人目欲しくても、恵まれなかったというデリケートな事情もあるかもしれないのに!


みうら:まったくそのとおり!実はうちも最初からひとりっ子希望というわけではなくて、2人目に恵まれなかったパターンなの。そういう人はけっこう多いと思うので、発言する前に、ちょっと想像力を働かせてほしい!

ごめん、話がそれちゃった。そうそう、ひとりっ子のイメージについてだよね。

そういう私も、自分自身はきょうだい保有者であるひとりっ子親なわけだけど、確かに昔はひとりっ子のイメージにとらわれてたかも。第5回でも書いたけど、息子がちょっとわがままを言うと「やっぱりひとりっ子だからかしら…」なんて考えちゃったり。
でも最近は、「ひとりっ子だから…」とマイナスに考えることはなくなったかな。
この「ひとりっ子談義」を初めてから、むしろ「ひとりっ子」に誇りを感じるようになったよ。
この対談がセラピーになっているという(笑)
(第5回。ひとりっ子はマイペースなのか? はこちら。

あむろ:本当、ひとりっ子親もひとりっ子もこの対談読んで癒されてくれたら本望です(泣)

みうら:でも、世の中にはまだまだ「ひとりっ子だからわがままにならなよう、厳しく育てなきゃ」と思っている親も多いみたい。私自身はずぼらすぎて、「細かいことでいちいち子供を怒るのがめんどくさい」というせいもあって、かなりアバウトに育ててるんだけど。
私の周りのひとりっ子を見ると、けっこう親が厳しいせいか、ちゃんとしてる子が多い気がする。むしろ、わがままで悪い意味でのマイペースなひとりっ子は見たことないかも。
とにかく、世間のイメージは実際とは違う!

あむろ:世間のイメージは実際とは全然違う!

みうら:「ひとりっ子はわがまま」というイメージは、なんと日本だけじゃないらしいよ。
ひとりっ子の固定観念に関する研究をしているエイドリアン・マンシリャスという人の論文によれば、「こうした先入観は、エストニアからブラジルまで、あらゆる文化圏で見られる」らしい!
エイドリアンの論文、興味あるわ~。もっと読んでみたい。

あむろ:わ!世界的に!読んでみたい!
ひとりっ子って英語だと“only child”って言うんだけど“only you”みたいな感じで「特別感」がある感じがするのかな。子供はみんな特別な存在なのにね!

みうら:そして、ひとりっ子が偏見を持たれるようになったきっかけは、19世紀の終わりごろ、アメリカのスタンレー・ホールという心理学者が「ひとりっ子であることは、そのこと自体がすでに病気である」とか言いだしたかららしい!「ふざけんなスタンレー!」って感じだよね(笑)
あ、ちなみに以上の事実は「ひとりっ子の育て方」(諸富祥彦/著 WAVE出版)という本に書いてありました。

あむろ:それ知ってる!スタンレー・ホール。かなり昔の児童心理学者。昔からひとりっ子のイメージは悪いのね…。
「わがまま」とか「マイペース」とかは除いて、病気と例えられるところはやや納得できるけど…。

みうら:そもそも、どうしてひとりっ子が「わがまま」と言われちゃうのかな?
たぶん「親からなんでも与えられた結果、我慢ができない子供になる」ということなんだろうけど、なんでも与えられたら心が満たされて、むしろあまりわがままは言わなくなると思うんだけど。

あむろ:そうだよね。そう考えるときょうだい保有者のほうがわがままに育つよね!
第1回でも話しているけど、ひとりっ子だからなんでも買ってもらえる与えてもらえるわけではないし、きょうだい保有者となんら変わらないんだけどな。

むしろ、きょうだいが居るぶん、お家におもちゃとかたくさんあって遊びに行くと「おぉ!」と思ったけどな。
ひとりっ子はひとりだから多くてもひとり分、きょうだいが居たら、それぞれものもがあって、それをシェア出来たりもあるわけでしょー!むしろきょうだい保有者の方がなんでも持ってるし!
ひとりっ子だからと言って「欲しい」と言ったものを全部買ってもらえる訳ではないし、

逆に子供ひとりだから上手くなだめられて、親の趣味嗜好に合わせられてしまったりとかもあるし!


みうら:親の趣味嗜好に子供をつきあわせること、確かにありますね…。
自分の好きな温泉につき合わせるとか。子供は温泉なんか興味ないんだけど。
「きょうだいがいたら完全に子供に合せるんだろうな」と、ちらっと頭をよぎったこともあるけど、ひとりっ子親の特権だと思って許してください(笑)

あむろ:話しはそれてしまったけど。なんだか書いてるうちに「わがまま」の意味がよく分からなくなってきたから、調べてみたよ。

辞書には「他人の事を考えず、自分の事だけ考えて行動する・こと(さま)。身勝手。自分勝手。思うとおりに贅沢をすること・さま。」


だって。「ひとりっ子はわがまま」っていうイメージひどすぎるね!!!!!
ひとりっ子のイメージに「自由」っていうのもあったから、そこからもきているのかな。
「自由=わがまま」とは限らないぞ!

みうら:あらためて「わがまま」の意味を聞くと、ほんと、そのイメージひどすぎる!(怒)
そういえば、子供の保護者会で自己紹介する時に、「うちの子はひとりっ子だからわがままで~」とか言うお母さんがいたのを思い出したんだけど、もう、そういうこと気軽に言っちゃダメダメ!と、今あらためて思った。

あむろ:そうだね!謙遜してるにしても親御さんがそんなことを言ったらダメだよね!「うちは厳しく育ててます!」くらいに強気であって欲しい!
まず“ひとりっ子で申し訳ない”みたいな態度を私たちも含めて取り払っていかないとだね!

と、いうことで、第6回目のまとめは…


ひとりっ子は決してわがままではなく、むしろ周りに気をつかう人が多い。

世間は勝手なイメージを作るので、事実とは違うことも多く、あてにならない。

「ひとりっ子はわがまま」というイメージは日本だけではない。

ひとりっ子のイメージ「自由」はわがままとイコールではない。

ということでした。

そんなわけで、第7回のテーマは

「“第1回ひとりっ子談義交流会”報告。テーマは“介護問題”」

で対談したいと思います。
7月11日配信予定ですので、お楽しみに‼︎

ひとりっ子に聞いてみたいこと、ひとりっ子親に聞いてみたいこと、感想、相談したいことなどなど、コメントをお待ちしています。お気軽にコメント欄に書き込んでくださいね。


【あむろ プロフィール】

ひとりっ子。
ボディワーク(整体・フェイシャル等)・ライター・イベントの企画等をしています。
自身の体質改善のためにマクロビオティックや薬膳を始め、東洋医学や自然療法に興味を持つようになりました。
今では施術数約9000件以上もの臨床経験を基にお身体のケアだけでなく、心のこと、思考のこと、食事や生活スタイルも含めた健康のサポートをしています。
“みなさまの毎日に健康とワクワクを!”提供中。
モナミのブログ『日々のこと。』

【みうら プロフィール】

ひとりっ子親。
2009年から映像翻訳者として、ドラマ、映画、ドキュメンタリー番組の字幕、吹替えの翻訳をやっています。
家族は夫と息子と猫1匹。小学生ダンスィの息子に振り回されながら、日々仕事と子育ての両立に奮闘しています。
2018年7月に、ブログを書籍化した『ママがフリーランスの「映像翻訳者」で稼げるようになるまでの話』を出版。

2019年2月に、初出版の本『「ずぼら」ママでも、結局すべてうまくいく!』を出版。
ブログ「男子母&映像翻訳者のうろうろ日記」

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