人生が変わったこと、自分が変われたことを忘れない様に記録しておこうと思ったまではよかったけど、
ずいぶんと続きを書けないでいた。
「忙しい」って言い訳は万能で使いやすいからタチが悪いよな。
本題に入ろう、今日は人生が動き出した最初の頃のこと。
オレに人生の氷河期が来たんだけど、それ以前からずっと心は壊れたままだった。
「うつ病」とか「統合失調症」とか、壊れた心の状態に名前をつけるのが流行る前から、流行の最先端を行ってたと自負してる。
だましだまし生きてたけど、オレの心をギリギリでぶらさげでた糸がある時プツっと切れてしまった。
何ひとつ思った様に出来ない、どうやったらうまく出来るのかわからない。
これじゃダメなのはわかっても、何が悪いのかわからない。
でも、とにかく変わりたいと思えた。とりあえず心を元の状態に戻そう。
元の状態がどんなのかすら覚えてなかったけど、こんなんじゃ無かったと思うし、こんな状態ではいたくないと思えた。
出来ることと言えば医者に頼る事。「病気になったらお医者へ行こう!」っていうのは世間の常識で、疑う余地のない真実だと、この頃は思ってたからな。
話し方と仕草でやり手の空気を出そうとしてるけど、成功してるとは言い難い医師が言うには「あなた、うつ病です。まずはゆっくり過ごして下さい。」という定型句。
ゆっくり落ち着いて日々を過ごせるなら、そもそも心は壊れない。
当然最初からは強い薬は出してくれないし、強い薬を飲むと仕事にならない。これは過去の通院で経験済み。
もっと言えば、医者にはどうにも出来ないってこと経験済みだったんだけどな。
他に方法が無いものかと思ってたら、ある本が目に留まった。
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最近のオレ達の隣人、google君もAmazonさんもFacebook氏も、絶妙に気になる物を薦めてくれる。
AIに読まれる程にオレの思考は単一的なのか?最先端の技術が人の思考回路を解析してしまったのか?
どちらにしても恐怖を感じる。
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ポップなデザインも、深刻な話をするにはお気楽すぎるタイトルも、それまでのオレには響かなかったと思う。
何でも良いから、とにかく読んでみたかった。オレの心はだいぶ壊れてた。
その本を書いた医師は「うつ病なんて簡単に治る。」と断言してた。
それが本当なら、心療内科の待合室が満員になるわけ無いだろうと思いながら、もう詐欺でもインチキでも良いから、とにかく変わる方法のキッカケだけでも見つけたくて、その医師をたずねてみることにしたんだ。
あやしい宗教の本を手に取らなくて良かったと今は思ってる。
小柄でタレ目気味のキュートな女性に「あなたの苦しみを理解できます」って同情しながら勧誘されたら、出家して入信してた可能性を否定できない。
とにかくオレの心はぶっ壊れてた。
その医師は本当にオレからうつ病を取り去ってくれた。
まあそのおかげで新たな苦悩の道が始まるんだけど。長くなるので次で書こうと思う。
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振り返って思うのは、この世に偶然なんて無いってこと。本を見つけたのも、その医師がまだ診療を続けてくれてたのも。
「もっと早く出会えてたら…」と、今まで行動しなかった事を悔しく思ったりもしたけど、オレが覚悟を決めたから巡り合わせも動きはじめたんだと今ならわかる。
偉大で少しヒネくれたその医師には心から感謝してる。
全てに感謝。読んでくれた君にもね。
ありがとう。
