■NPO法人 医療大麻を考える会
http://www.iryotaima.net/ ■医療大麻(いりょうたいま、Medical Cannabis)
医療大麻(いりょうたいま、Medical Cannabis)または医療マリファナとは、大麻(マリファナ)に含有される天然のTHCやその他のカンナビノイド成分や、それらに類似した構造を持つ合成カンナビノイドを利用した生薬療法である。
現在、アメリカ合衆国17州、カナダ、イスラエル、ベルギー、オーストリア、オランダ、イギリス、スペイン、フィンランドなどで使われている。通常、大麻の使用には処方箋が必要になり、地域的な法によって販売(配給)の方法が異なる。
医療大麻には数多くの銘柄があり、含有されるカンナビノイドの配合比率が多様であるため、効能や薬理作用が異なり、したがって異なった多くの症状に特化して処方されている。
アメリカ合衆国では、腰痛、消耗症候群、慢性痛、末期エイズ患者の食欲増進、ガンの化学療法に伴う吐き気の緩和などのために処方されている。多くの場合、乾燥大麻として処方され、摂取方法としては喫煙であり、嗜好品としての大麻と同様にパイプにつめてから燃焼させて成分を吸引する。
合成カンナビノイドのドロナビノール(英: Dronabinol)は、合成テトラヒドロカンナビノール(合成THC)であり、マリノール(英: Marinol)という商品名で医薬品として管理され販売されている。合成カンナビノイドの、ナビロンはセサメットの商品名で欧米で販売されている。
大麻抽出成分を含有するナビキシモルスは、サティベックスという商品名でカナダ[2]やイギリスにて医薬品として処方されている。これらの合成カンナビノイドや大麻抽出成分医薬品は、法律において大麻とは異なる規制管理下に置かれている。
大麻の医療利用について多くの研究がなされ、現在も研究が進められている。
しかし日本においては、大麻草は大麻取締法の規制により、大麻に含有されるカンナビノイド類の化学成分(THC、CBDなど)は麻薬及び向精神薬取締法[7]の規制により、医療目的であっても使用、輸入ならびに所持は禁止されている。
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■大麻の効能
大麻には鎮痛作用、沈静作用、催眠作用、食欲増進作用、抗癌作用、眼圧の緩和、嘔吐の抑制などがあり、アメリカ合衆国では慢性痛患者の8.9%が自己治療で大麻を使用している。
また、モルヒネなどのオピオイド系鎮痛薬やイブプロフェンのような非ステロイド系抗炎症剤に十分な効果が見られない疼痛に対して大麻が有効である。ほかに、神経保護作用や、脳細胞の新生を促す作用が存在するらしいことが示唆されている。
大麻はHIV、アルツハイマー、うつ病、強迫性障害、不眠症、てんかん、気管支喘息、帯状疱疹、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、クローン病、パーキンソン病など、約250種類の疾患に効果があるとされている。
※利点として大麻が医療用途に注目される理由には
・身体的害(副作用)が少なく、第一選択薬として望ましい。
・法的規制の問題を除けば、本質的には製造・入手が容易かつ安価。
・嗜好植物としての大麻には多くの品種が存在しており、薬効成分(THC、CBDなど)のバランスが多様なため、患者の個人差・病状の差に適合した品種を見つけることができる(一種のテーラーメイド医療と言える)。
・既存の治療薬の効果が薄かったり、副作用が強い患者に対して別の選択肢となりうる。(代替医療)いまだ有効な治療薬が存在しない疾患、難病に対して効果が認められることがある。
※ウィキペディアより引用
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