私は自分で言うのも何だが古風な女だと思っている。



こんな事を日記に書いたら、フェミニストを名乗る人らが読んだら激怒されそうだが、



私自身の話なので、



私は夫より3歩下がって歩きたい(実際は歩かないけどそう言う心づもりで生きている)タイプの人間だ。



昔の武士の時代の日本が、女は3歩下がって歩くべしと唱えたその通りに生きているのだ。以前、長く働いたプエルトリコ人の先生に「それを日本の美としていた時代があって私は今でもそう言う考えだ」と言うと感動された。



それでも夫とはよく喧嘩をするし、言いたいことは言う。



6月に家族でイタリアに行った時、ヨーロッパの部屋は手狭なのでふた部屋取っていた。



真夜中にトイレに行き、



便座が上がっているのに気付かず、夫は絶対便座を下げないタイプなのでいつも気をつけているのだが、この日は、もう少しでお尻ごと落ちそうになった。脚力が強くて良かった。笑



次の朝に、



文句を言って、「家ならまだしも、こんなホテルの誰が使ったか分からない便器にお尻ごと落ちたら一生恨む。。。」と言い、





ジムにだって、「使い終わったら便座を下げてください」って言うサインが立ってるくらいなんだから、やっぱり下げるべきなんじゃ?と提案すると、



「なんで男性は女性の為に便座を下げなきゃいけないの?じゃあ、それなら女性が使い終わったら便座を上げるべきだ。男性の為にねウインク



と言われて、




「そんな事、パブリックで言い放とうものなら、フェミニスト達に袋だたきにされそうだけど、



確かに。ご尤もだわ。拍手



と彼の意見に賛成した。理に叶っている。




私はこう言う夫の、一切曲がらない性格が好きなのだと思う。




それからジムに行くたびにこのサインを見ると、夫を思い出し、




そしてサインを無視して便座が上がったままだと、




ここにも夫第二号が居てはるわ。笑」



と笑ってしまうのだ。




そんな夫とは来月結婚24年を結婚したハワイで祝う事になっている。




もうすぐ出発である🛫。