先週のある日の午後、夫と一緒にラナイにいた。
私は夫の葉巻の匂いが嫌いなので、少し離れてスマホで日記を書いていた。
まだ(その時は)喧嘩中だったのだが、お互い(少なくとも私は)「もうどうでもええわ!」の境地に達しており、「今朝の波乗りどうやったん?」レベルの質問もされたので答えておいた。
で、
クロロヘキシジン液(処方箋)がなくなりそう。。。と言う話をされたので、在庫があるか確認しようと椅子から立ち上がった。
回れ左で歩き出そうとしたら、椅子に座っていた時足を組んでいたので、片足が痺れていたのか?
力が入らず、そのままラナイのコンクリート面に
漫画のように
崩れ落ちた。スマホ📱を持っていたので、咄嗟に「画面割れるんちゃうか?」と思って庇ったので、
隣にあった植木鉢🪴に崩れ落ちた方の身体を殴打した。
そこで結構な音がしたので、夫が気付いて、
「え?どうしたん?」
とビックリして声を掛けて来た。
「何がどうなって、転んだん?」
と。
何かにつまづいたとか、ラナイと芝生の境目にある段差を見落としたとか、そう言うレベルの転び方ではなかったからだ。
「足が痺れててな、力入らんかったんや。」
と言ったものの、
転んだ時に擦りむいた小学生みたいな擦り傷よりも、
こんな事で転ぶ自分にビックリしショックだった。
先月、急患で、洗面所で転んだ!リビングで転んでテーブルに頭ぶつけた!と言う老人を2人診た。1人は歯が折れ、1人は頭パックリ。。。。
パーキンソン病を患う義父はそれこそしょっちゅう転ぶし、加齢と共に注意しなければならないとは思っていたが、
まさかこんな事になるなんて。
幸い植木鉢🪴に殴打したところは打ち身になったりしなかったが、擦り傷はバンドエイドで応急処置。海に入ると滲みる
派手に転んだのは、小学生5年生冬が最後。関西圏から雪国に引っ越した初めての冬だった。
図工で版画をやっていて持ち帰らされた日だった。路面は凍結していて、学校まで45分くらいかかる遠い場所に住んでいたのだが、凍ったところで足を滑らせて版画版を庇おうと
1人一本背負い/受身
みたいになって、服が破れた。膝小僧は今でも跡がある。笑
どこで転んだかも思い出せるほどの痛みだった。あれ以来転ぶと言う事に最新の注意を払っていて、
海でサーフィン中に板から落ちるとか?チューブに巻かれてリーフにぶつける?とかそのレベルがあっても、
久しぶりに
ウェイクアップコール
と呼べるような転び方をした。年を取るって怖い!!!
先週、呼ばれて久しぶりに老ボス(前の職場)のオペ介助についた。
とっくにリタイアしてもいい世代なのだが、仕事がパッションだと、未だ現役だ。
ただ、20年近い日々を一緒に働いていると、
劣って来たなぁと感じたのは、外ズラや脳🧠なのではなく、
グリップ力
だと思った。