週末の夜久しぶりに兄と近況報告がてら長話をした。そしてその後夫のオフィスの掃除に行った。


週末は波も穏やかだったのに海に出た土曜、日曜は犬の散歩に出たら涼しかったので、2〜3週間ぶりに走る事に。減量に入ると必ず有酸素を何処かに入れている。


コロナでジムが閉まっていた頃(ロックダウンの頃)には毎日のように走っていたが、今は1か月に1回走るかどうか。。。


足腰の強化にはいいんだろうな〜と言う素人感覚で走っているので、フォームだとかそう言うのはよく分からない。タイム的には、ホノルルやニューヨークマラソンを走っていた義父やトライアスロンをやっている兄に言わせれば悪くないそう。


ただ、私は自分に非常に甘い人間なので、有酸素運動は途中で辞めたくなるのだ。我慢と根性がないのだろう。



3歳から武道の世界に入って根性だけを叩きつけられてきた。なのに、一体私に何が残ったのだろう?何もない事は明白だ。



ジムにも有酸素エリアは大きなスペースを占めていて、トレッドミルからステアマスター、バイクにエレプティカルなどの基本マシンがあるのだが、



なにしろただ歩いているだけ、走っているだけ、風景も変わらず飽きてしまい、辞めたくなる。



だからワザと、家の周りにあるランのコースを走っているのだ。


詳しい距離は分からないが、うちのサブディビジョンを真っ二つに割る大きな道に沿って遊歩道及びランニングコースがあるのだ。多分6キロ前後。うちからスタートして反対側のサブディビジョンの門まで行き、折り返してループと言う経路。



行きは体力があるので15分掛からずに着く。問題は帰り。



疲れて辞めたいし、トイレに行きたくなる時もある。雨に当たる日も。でも家に帰るしかないのだ。ジムなら確実にマシンから降りて辞めているはず。。。



でも辞めても誰も迎えには来てくれない。結局、帰るしかない。



毎日のように走っていた頃は体が慣れて、タイムを追えるようになってたが久しぶりに走ると6キロさえキツイ。



なんなんだ!体力ないなぁ。。。。と自分が情けなくなるも、この自分を追い詰めるしかない方法を取ってよかったと何処かで満足している自分もいる。



先日、CTサーファーのカノアが最後の大会の最後の最後の2分で、凄いレフトに乗って大逆転、トップ5に入ってFinalに駒を進めた。


こもサムネのライド。



最後の2分。私なら間違いなく諦めている。



これが世界のトップで戦えている人との歴然の差なのだろう。



同じくカリフォルニア出身の日系のプロサーファーさんの動画で、氷風呂に入ると言う過酷なトレーニングを見た。



しかも何分も。

氷風呂は4分くらいから始まる



このトレーニングで、最後の最後で自分が窮地に追い込まれた時に力を発揮できるようトレーニングしているらしい。



走りながらこの2人の事を考えていた。




自分はそんなレベルの世界にはいないけど、やっぱり凄い人たちは努力を積んでるんだなぁと。




カノアはチョープー苦手らしい。苦手で、最後2分。執念と言う言葉しか見つからない。



このカノアのお父様が書くNoteを拝見している。そこに書かれていた、(このカノアを息子に持つ彼をもが)天才だと思うサーファーの話が書かれていたことがあった。



このサーファーも並大抵の努力を積んではいない。実際に見たことがあるから知っている。




諦めよう、やめようと最近思うと、



この動画を見るように思い出すようにしている。




見すぎて、情景が目に焼き付いているのだが、たかだか5キロ6キロレベルの有酸素トレーニングで、根を上げそうになっている私には



彼らの努力の一寸にも及んでないのだろうが。




前進あるのみ。