この日記の存在を知る人は、私の周りにはいないので娘らの名前を知っている人たちも数人である。


彼女たちの名前の由来を聞けば、私が彼女らに託した願いと言うのは名前から読み取れる。


私と夫はハワイで結婚して家族をスタートさせた。その時に生まれた娘は先日21歳になり、


フロリダ州の北部にジャクソンビルと言う🏙大きな都市(我が田舎町から見れば、大都市も大都市。高層ビルがダウンタウンにいっぱいあった。。。)があるのだが、そこで親友が大学生活を送っているそうで、ジャクソンビルに訪問、彼女の家にしばらく滞在して、



バーで飲み、

何やら有名なサーフブレイクするビーチがあるらしく、そこでサーフィンし、

毎日遊びに遊んで、



独立記念日の夕方くらいにうちに戻ってきた。



ジャクソンビル土産。砂壺用のコキーナ砂。



流石、酒豪の私の家の家系の血は引き継いでいるようだ。。。(笑) 21歳、酒好きのよう。



今年もある国の中枢機関でインターンシップをしており、数日いたらまたアパートに戻るのかと思いきや、



アパートは空っぽにして、友人に鍵を預けて来たそうで、これから約6〜7週間は家にいるそう。リモートワークが主らしく、どこで仕事をしてもいいらしい。



その間にも今週末の父娘のダイビングトリップ、月末のビジネストリップ、来月の家族旅行とトリップが続くらしいので、



実際の話、どれくらい家にいるのかは不明だが。



私は、長女とは仲があまり良くない。(ここ数年それが顕著)



前回(帰省した時)は夫に、「君がもっと大人にならないと。。」と父の日目前にしてアパートに戻った娘への態度を説教された。



昔はこんなんじゃなかったんだが。凹む。



彼女が20になった時、私は彼女を娘と言うよりも1人の大人の人間として行動から決断の全てにおいてリスペクトし、頼ってくる時以外は口を出さないと決めた。



それでも、人間の種類が違いすぎて、結局数日一緒に暮らすとぶつかるのだ。(ぶつかると言うよりも私の小言が始まる。。。)



小さい頃から、英才教育にスポーツにと、とにかくなんでもやらせて、負けず嫌いなところは私に似たのか、それがまた何でも結果を出してくる子だった。(☜ここは私とは違う)



非の打ち所がない子だった。



それはもしかしたら(もしかしなくても)今でも続いているのかもしれない。



だけど、普通じゃないのだ。ここでは書かないが



危うく、「普通やったら、**ちゃうやろ?」とでも言おうもんなら理屈っぽく「普通って何?」から始まり、論破されて短気な私は「キーッムキー」となって。。。



ただ、私が育てた過程で思い描いた娘像ではなく、彼女は彼女にしかないような自分を強く持った生き方を選んでそれを貫いている。



私が思い描いた一つに



いつか娘と一緒にサーフィンがしたい



と言うのがあった。




長女は9歳か10歳、次女は6歳の時から夏はサーフキャンプに入れ、休みごとにハワイやコスタリカに行き、次女は大会にも出て、姉妹グロムとして育ててきた。長女は高校生の時の夏のバイトはサーフキャンプだったくらいサーフガールだった。



自身が、年子の兄と一緒に、親の都合だけで勝手に習い事を決められて、好きでもないヤマハ音楽教室や空手に少林寺などに通わされた。トラウマだった。大嫌いだった。練習嫌いはここで培われたんだろう。



⏫この経験から、姉妹には同じスポーツや習い事を一切させず(自分らが一緒にやりたいと言えば別)、当時はフルタイムで働いていて夫は夜勤だからワンオペで大変だったけど、送迎から親のボランティアまでこなした。



サーフィンだけは2人とも自分からやりたいと言ったのに、数年前に2人ともパタリと辞めてしまったのだ。



海にも行かなくなってしまったし、服装やスタイルも全く変わってしまった。



今やハワイに行ってもサーフィンしない。



本当にこれには悲しくて、しばらく立ち直れなかったが、それでも私自身が40過ぎてから(万年の持病だった腰痛を八割がた完治させ)、15年以上のブランクを経て、腰痛持ちでもそれなりに出来るSUPサーフィンに復帰、



娘らが小さい頃しょっちゅう練習に来ていたホームのビーチに1人で来るのは、最初のうちは悲しかった。



それでも、毎日同じ時間に海に行き、見る人全てに自己紹介して名前を覚えてもらい(サメに襲われたり、万が一溺れたりした時の為)、仲間を徐々に増やし、今ではホームの朝イチの時間で私を知らない人はいないほどになった。



ジムの仲間と同じくらい、私には大切な海の仲間である。



そこに数日前から



長女が戻って来たのだ。



朝が極端に弱い娘、5:45には家を出発するので厳しいだろうが、今朝が私に付いて来て2日め、



私の海仲間のおっさん達にも



「Chelseaの娘でしょう?帰省中?」



と直ぐに受け入れて貰えた。



パドルを漕いで北に南に波をチェイスしながら、




「これって、昔、私が夢見ていたことなんやな〜」




と、地平線に出現した日の出の太陽🌞を見て考えていた。




今日はカフナのカールが入水していた。(ちなみにカールはサーフィン歴40年ビックリマーク)



「君はどれくらいサーフィンやってるの?」



と聞かれていて、



「11年になります。しばらく辞めてたんですけどまた海に戻ってきました」



と答えていた。




11年か〜。



コスタリカの大波にも果敢に挑んで行く子だったので、継続していればそれなりに上手かったはず。



今は、彼女とパーティウェイブしても



文句を言われないので、



あと7週間、



喧嘩しないよう、



言葉を発する前に一度脳で反芻してから、



自制して



仲良く海に行こうと思う。




まだ仲よかった頃の好きな写真の一枚。

次女が撮ってくれた一枚で、



あまり波がなかった日の



カラマパークから他島(モロキニ?)を眺める母娘。