あるフィジカルな諸事情で、

競泳を半年間休部しなければならなくなった。

秋からの話である。


今のところ、競泳は週に5回の練習である。
これに、トランポリンと床を含むPTの練習を週に1回入れ、週末は交互にサーフィンとゴルフの練習をしている。


要するに毎日体を動かしているということだ。



競泳は一応メインスポーツである。



それが半年も休部しなければならないので(もう一度書くが、休部理由はメンタルではなくフィジカルで)、




「どうする、その休部中??ティーンエイジャーを満喫してみる??」と聞いたところ、




『水泳に変わって打ち込めるものは、半年では見つからないと思う。』




と言われ、




それなら、ゴルフに半年間力を入れてみる。。。。と本人が提案してきたので、コーチと話してみたところ、高校のコーチにも話は行っている??らしく、




半年間ゴルフに専念するのは悪くないですね。。。ま、また時期が近くなったら考えましょうと言われた。



頑張ってお金溜めないと。ゴルフは決して安くはない。




月曜日の放課後は変わらない。そして、週末のスケジュールも変わらない。海は天候によって大きく左右するので、私が休みの火、木、金にも海に通う。。。。という選択肢はある。




その場合は、冬用のギアが必要になる。あと寒さに耐える忍耐も。笑






私のヨガのスケジュールを午後に変え、一緒にヨガに行くという選択肢もある。





本当は、ここでフラとか習えたら最高なのだが、地理的に無理な話である。






やっぱりライフスポーツを身に着けるという原点は変わっていないのだが。







急に決まってしまった休部。が、これをポジティブに考えて、期間限定で楽しもう!をモットーに、







他のサブ的にやってるスポーツに力を入れたいと思っている。






そう思ったのも、先週末にポルトガルの人たちに会って感銘を受けた。





彼らは、日本人のように魚を食する文化があり特に鱈を良く食べる。塩漬けされた鱈をジャガイモなどと一緒にオーブンで焼いたものは家庭料理の定番で絶品である。




そして性格も陽気で、国に歴史があり、自国の文化や伝統を引き継いでいくことに誇りを持っていて、本当に大好きな国の一つである。




残念ながら、未だに2-3個のポルトガル語しか知らないが。。。。





そして、女性は非常に美しい。





女性の美しさに感銘を受けた国といえば、最近ではサウジアラビアなのだが、このポルトガルの女性達も美しい。




そして、民族衣装を着ているところを見せてもらったが、




あのパフスリーブと言い、刺繍模様の素敵なベストや、エプロン、小学校の低学年のときに履いたおうな記憶がある白いハイソックス、そして、同じく刺繍されたミュール。

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頭にはこれまたドレスと同じ色の頭巾?三角巾?の問うなモノをくるくる巻いて可愛らしい。可憐なのだ。





多分、スカートをふんわりさせるようなものを中に入れているのだろう、腰周りがふんわりされている。これは踊ったときにひらひらとスカートが回るようになっているの???よく原理は分からない。





踊るときは、男性はカスタネットを持つ。女性はそれに合わせてカスタネットは持っていないが、両手を上に上げながら踊っている。この踊り方はアルメニアの踊りに似ているが、ポルトガルの踊りは微妙にステップが違う。




そしてこの女性達が履いているミュールの踵がタップのように音を出す仕組みになっているようだ。それと男性のカスタネット、アコーディオンとアカペラで歌う人たち、ギロー?のような、ギザギザの洗濯板のようなもので音を出している人もいた。




隊列移動などはちゃんと何個かパターンがあるようで、シンクロの演技を見ているようだった。が、このダンスにはリーダーが居て、ちゃんと隊列移動などをするときは掛け声があるらしく、それに沿って、踊り手さんたちはぶつかることなく、回ったり、パートナーを変えたり。。。。と





しばらく見ていたが、涙物の感動だった。




小さい子から、多分一番年齢が上?と見られるリーダーの人まで、たくさんの人が踊っていたが、素晴らしかった。




やっぱ、




歌が歌える人、




踊りが出来る人、




楽器が弾ける人、






要するにパフォーマンスが出来る人






って、国境を越えるな~!言葉は要らないな~!と思った。





医療現場活動で、世界を回った過去。




遊牧民の暮らす草原でホーミーを聞いて、感動した。




南半球の島で民族の踊りを披露し合って感動した。




太平洋に浮かぶ小さな島の古来伝わる踊りに感動した。





移民の大地でマーチングバンドの規律正しい動きに感動した。




そして踊りにはいつも歌や楽器が伴っていた。




私もその度に、例えば相手が居れば居合の演技であるとか、武道の型だとか、民謡流し?(多分盆踊りレベルかも)みたいなのも披露したが、(歌は、自他共に認める音痴なので一度も披露したことはない。)



なんなんだろう??



私のやってきたものってなんかシリアスなものが多いというか、笑顔がなかった。。。と言うか、陽気さが足りなかった。。。というか、まあ、国民性?感受性??私自身の性格??



の違いもあるのだろうけど、




私が感動して涙を流したほと、他の人を感動させることが出来たのだろうか。。。




会話はお互いの国の言葉が分からないので英語でしか出来ない。それでも、話さなくても伝わる感動みたいなのが、その音楽や踊りの中にはあったのだ。




一昔前の日本代表のルーティンで阿波踊りがあった。私は結構好きだったのだが、阿波踊りを知らないほかの国の人にはどう映ったのだろうか???





南半球の島で、武道の型などを披露すると、





「Chelseaは忍者なのか?」と聞かれたりもした。




多分そういう意識なのかもしれない。感動したのかしてないかはさておき、最後にはたくさんの子ども達が踊りの輪の中に入ってきて何とか節を踊った記憶はある。





私は人を感動させるほどの楽器は弾けないし、歌も歌えない。





そして踊りも披露はできない。






若かった頃のように、世界を飛んで回ることはもうないだろうけど、






歌と踊りと楽器(特にその国の伝統のようなもの)は身に付けて置けばよかったのかな。。。と、いつも思うのである。





なので、これから休部する娘にフラを。。。と思ったのである。




母がかなり本格的にやっていたのだが、私は一度も触れることはなく、今頃になって後悔しているのである。




次女が、中学に行ったら吹奏楽部に入りたいと言っているのも今では熱烈歓迎している。







ビバ!ポルトガル。





本当に感動しました。





(これは、娘達のお土産に頂いたココナッツのカップケーキ)


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