今日は最高にいい天気。


でも家の中は寒い。


夫は釣りへ。


私たちは海に行きたいところだが、観光客でごった返しているので、人混みはとりあえず避ける。


朝早くから夫に起こされ、その後、子ども達ががやがやしていたが、寝室の戸を閉めてくれて、


起きたら、戸の前にイヌが待っていてくれた。


私を見たとたんに甘えだして、このイヌは可愛いことこの上ない。



そして、長女が自慢のシャークウォッチの時間を合わせたいというので、「自分でやれば。。。」と言って、



その後あまりにも頭が悪い(というか自分でやろうとしない他力本願)ので、




怒鳴り散らす。




あの子は、現代的な子で説明書など全く読まない。



読めば、時計の進め方や戻し方、タイドの設定の仕方など書いてあるのだから、馬鹿でもできる。




それを読まないでやろうとするから分からないのだ。





今日はその話ではない。




うちは、年間を通していろいろな伝統行事をしているつもりである。私の国の文化も、そして暦上の文化も行事も大切にしている方である。




そして、付き合っている家族の中には、敬虔な宗教徒もいるので、そういう人たちの文化も尊重しているつもりである。



私の中ではあまり重きを置いていないクリスマス。が、子ども達にとっては楽しみな行事の一つらしいので、仕方なく、大きなクリスマスツリーを出してきたり、プレゼントを準備したりしている。




そして、それに力尽きるが、ちゃんと正月の準備もしている。




中国にいた頃は(単身赴任時代)、ちゃんと旧正月もやっていた。




そして、父の誕生日が来て、甥の誕生日が来て、うちの娘の誕生日が来るので、本人はうきうきし始め、



カウントダウンなんかも家の中で始めるので、





否応なしにもうすぐ誕生日なのだな。。と思う。




節分は特に何もせず、バレンタインは別にただの一日として過ぎ、




そして、毎年過ぎ去ってから頭を抱える、




ひな祭りが来る。





ひな壇があるのに、もう何年も飾っていない。




女の子が二人もいるのに。。。と過ぎ去ってからすごい罪悪感に悩まされ、





そしたら、今度は外気が春らしさを運んできて、





近所には外で花を植える人、走り出す人、犬の散歩も増え、





行きかう車はサーフボードを積み始め、






巷の人が着ている服もパステルカラーが増え、




次に来るイースターを嫌でも思い起こされるのである。






私はクリスチャンではないので、イースターが何の意味をするのか知らない。(知っているけど、人に説明できるほど詳しくは知らないと言うこと。)




うちの右隣のご夫婦も私と同じく外国出身の方で、欧州の歴史ある国の方だ。ご夫婦ともに半端ない料理の腕を持ち、ご主人など、どこかの星のついたレストランのシェフだったようで、車庫のところにその写真が飾ってある。




奥様のベーキング技術はそれこそ、弟子入りしたいレベルで、イースターの行事を重んじているらしく、この時期になると、必ずうちの娘達に





この世で一番美味しいと思うパンが入ったバスケットをくれる。





夫曰く、





「5分以内でなくなるパン」と絶賛するパンである。




一つ食べると、辞められない。




お母さんに取られる前に。。。というのが標語化しているほどうちでは大人気の奥様手作りのパンもこの時期になると思い出す、





でも、ウサギとか、ひよことか、卵は可愛いと思うし、何より春にパステルカラーと言うのがたまらない。





それで、この辺になると、学校行事も落ち着き、春休みを迎え、梅や桜が咲き、なんか頑張ろうかな。。。と思えてくるのだ。





そして、ひな祭りに何もやらなかった罪悪感から、




イースターくらいは何かやってやろうとか思い出すのだ。




私が大好きなお店のトップ5に上げている多国籍雑貨のお店に行くと、いろいろな国の食べ物や、デコレーションが売っている。




気分が上がる店である。




そこで、鳥の巣みたいなデコレーションを数年前に購入した。





そして、去年かその一昨年、100均の折り紙を使って、ペーパーマシェ(要するに張り子みたいな感じ)を作って、和の卵を作った。




うちの玄関の、マナティーナの隣を


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春らしくしてみた。