まず忘れないうちに、今日の練習で思ったこと。
ナポロはキック力がない。
選手を退いた後の私と同じく、フリースタイルは2ビートのキックで泳ぐナポロは、キック力が足りない。
そして、バックレイアウトのときの顎の位置。引きすぎている。
またエッグビーターのときの顎の位置も然り。いつもアシスタントに注意されている。
明日は、午前も午後も練習だ。
午前は9時からデュエットの練習の振り替え日。この前キャンセルになった奴。
10時半までやって、11時からクラブのファンドレイジング。
ナポロの友達は今熱でてるらしいので、もしかすると来れないかも知れないから私は引率になる可能性は高い。
そして、午後は個人練習。
これは上に挙げたこととフィギュアを中心に練習。
G2の練習だ。
というのも、ナポロは来週末の大会に出ることになった。
1時間前まで出る気はまったくなく、
Aチームからはレギュラーの二人だけが行かない予定だったが、結局Iがいくことに。なので全員行くことになった。
最初にもう一人が(かなり無理やり)行かされることになり、私たちは考えが変わらない予定でいたが、
コーチに、
「ナポロが行かないとなると、ルーティンを変えなくてはいけない。」
特に、ナポロはリフトのトップになっている為、
この変更は結構難しい。
体の大きい補欠を上に立たせることはないだろうし、体重+技術から言ってもLになるだろう。
となると、変える部分がかなり多くなって、私の心配はそこだけであった。
が、私もナポロと同じように、
完成してないルーティンで何の為に大会に出るの???
Break On ICE
とのことだが、
何のIceを壊す必要があるのか、
ちゃんと練習して完成してから行こうではないか。。。。
フィギュアだって、去sシーズンを終えてからじゃG2の練習は殆どしていない。
やるからには、ちゃんとよし!Readyとなってから臨みたいではないか。。。
そう思っていた。
ナポロは私より数倍その思いが強かったようだ。
コーチは、私たちに説得するのは難しいと思ったのか、でも、今夜が締め切りですよと言われた。
私は考えさせてくれといった。
帰りの車の中でも考えは変わらず、
時間とお金の無駄遣い。行くならちゃんと練習しよう。いつも誰か休み、風邪引いた、ああなんだ、こうなんだ、って全員揃って練習した試しはないではないか。。。
ナポロは年齢規定上、自力では今年もいけないので、他人(大きい子)の力を借りてチームで全国大会に行く為に、このクラブに移籍した。
全国にいけるための地区予選に出られれば、それでいい。
補欠の子の為に、この消化大会を譲ってあげればいい。。。
と思っていた。
が、一応お父さんに報告。
お父さんは、コーチと同じ考えだった。
が、頑固なナポロは、
「私はどうしても行かない。行きたくないんだ。。。心の準備が出来ていないんだ。」
といって泣き出した。
「無理やり行かせようとは思ってないが、どうして行きたくないのか理由を聞きたい。」
と、お父さんとこの会話が30分ほど続いた。
ナポロは、
「心の準備が出来てない、行くには絶対勝ちたい。練習も満足に出来ていないのに、どの面さげて大会に行くのだ。恥をかきに行くのか。」
といえば、
「去年の実績から、この大会で、負けるのが怖いの?失敗するのが怖いの??いいじゃん、出来るところまでやれば。。。」
「だから、その準備が出来ていないんだってば。デュエットは明日の朝から始まるんだよ、1週間で何が覚えられるの?」
その繰り返し。
本当に泣いている。
「学校でも学年の最後に期末テストと、統一模試を受けるよね。それは、学年の終わりに、ちゃんと学年の勉強を理解しているか試す為だよね。じゃ、この大会は何のため?練習も天候や怪我、風邪で満足に出来ないで、何のために行くの?」
言ってることは理解できる。
が、ここで、お父さんは、
「世の中には、準備できていない状態で乗り越えなければならない難関がこれから大きくなるにつれて、何度も出てくる。そのときに、それをどうやって対処するの??全てが完璧でなくてもいい。練習試合だと思って、今どこまで出来ているのか、どこを克服すればいいのかとか、感覚をつかむ為のBreak On Iceなのだよ。」
といい、
「これは、チームのスポーツなのだよ。しかもその中で重要な役割を果たしているナポロが行かなくて、チームのみんなはどのようにその感覚をつかんだり、克服したり出来るのかな?」
とも言った。
私は、この辺りから、「さすが夫だ。。。やはりナポロを説得できるのは夫しかいない。。」と思っていて、夫が4時間も運転して大会に行くのなら、それでいいよと言うことにした。
夫は、自分は日曜勤務をたまたまこの日交代しているので、行ってもいいと言い出した。
まあ、ここまで説得に乗り出しておいて、自分が行かないということはないだろう。。。笑
ナポロ妹も、知ったかぶりをし、笑
「私がシンクロをやっているなら行く!」
と言い出し、ナポロに涙目で睨まれていた。笑
私は、テーブルで、夫の作ったフィリステーキのサブを食べながら、ただ黙って話を聞いていた。
「今夜が締め切りらしいから、もう9時回ってるし、行くのなら早めにコーチに電話してね。」
と私は夫に言ったが、
「ナポロが、100%自分の意思で行きたいというまで、自分は電話をしない。私たちが無理やり行かせたとしたら、ナポロは本来の力を発揮できないし、楽しくないはずであるから。。。。」
というのと、
「あと、楽しんでシンクロが出来ないのなら、競技目的、メダル目的、勝つこと中心になっているのだったら、お父さんと最初に交わした約束を果たしていないことになるけど、シンクロを楽しんでいるのかな?」
とも聞いていた。
まるで、牧師さんのような話術であった。
ここは、夫が上手くコーチと話した方がいいだろうと思ったので、夫に電話してもらうことにした。夫は、数年前にナポロの移籍話が出たときにコーチとメールをしたことはあるが、未だに会った事はないし、話をしたこともないはずである。
9時過ぎていたが、携帯に電話をかけたら、コーチが出たようで。。。
夫は、部屋に入ってしまったので何を話していたのかは分からないが、上手く話がまとまったようだ。
土壇場、締め切り間際の円満解決
ということで、
ナポロのデビュー戦は、来週末と言うことになってしまった。
がんばれ、ナポロ。
ナポロはキック力がない。
選手を退いた後の私と同じく、フリースタイルは2ビートのキックで泳ぐナポロは、キック力が足りない。
そして、バックレイアウトのときの顎の位置。引きすぎている。
またエッグビーターのときの顎の位置も然り。いつもアシスタントに注意されている。
明日は、午前も午後も練習だ。
午前は9時からデュエットの練習の振り替え日。この前キャンセルになった奴。
10時半までやって、11時からクラブのファンドレイジング。
ナポロの友達は今熱でてるらしいので、もしかすると来れないかも知れないから私は引率になる可能性は高い。
そして、午後は個人練習。
これは上に挙げたこととフィギュアを中心に練習。
G2の練習だ。
というのも、ナポロは来週末の大会に出ることになった。
1時間前まで出る気はまったくなく、
Aチームからはレギュラーの二人だけが行かない予定だったが、結局Iがいくことに。なので全員行くことになった。
最初にもう一人が(かなり無理やり)行かされることになり、私たちは考えが変わらない予定でいたが、
コーチに、
「ナポロが行かないとなると、ルーティンを変えなくてはいけない。」
特に、ナポロはリフトのトップになっている為、
この変更は結構難しい。
体の大きい補欠を上に立たせることはないだろうし、体重+技術から言ってもLになるだろう。
となると、変える部分がかなり多くなって、私の心配はそこだけであった。
が、私もナポロと同じように、
完成してないルーティンで何の為に大会に出るの???
Break On ICE
とのことだが、
何のIceを壊す必要があるのか、
ちゃんと練習して完成してから行こうではないか。。。。
フィギュアだって、去sシーズンを終えてからじゃG2の練習は殆どしていない。
やるからには、ちゃんとよし!Readyとなってから臨みたいではないか。。。
そう思っていた。
ナポロは私より数倍その思いが強かったようだ。
コーチは、私たちに説得するのは難しいと思ったのか、でも、今夜が締め切りですよと言われた。
私は考えさせてくれといった。
帰りの車の中でも考えは変わらず、
時間とお金の無駄遣い。行くならちゃんと練習しよう。いつも誰か休み、風邪引いた、ああなんだ、こうなんだ、って全員揃って練習した試しはないではないか。。。
ナポロは年齢規定上、自力では今年もいけないので、他人(大きい子)の力を借りてチームで全国大会に行く為に、このクラブに移籍した。
全国にいけるための地区予選に出られれば、それでいい。
補欠の子の為に、この消化大会を譲ってあげればいい。。。
と思っていた。
が、一応お父さんに報告。
お父さんは、コーチと同じ考えだった。
が、頑固なナポロは、
「私はどうしても行かない。行きたくないんだ。。。心の準備が出来ていないんだ。」
といって泣き出した。
「無理やり行かせようとは思ってないが、どうして行きたくないのか理由を聞きたい。」
と、お父さんとこの会話が30分ほど続いた。
ナポロは、
「心の準備が出来てない、行くには絶対勝ちたい。練習も満足に出来ていないのに、どの面さげて大会に行くのだ。恥をかきに行くのか。」
といえば、
「去年の実績から、この大会で、負けるのが怖いの?失敗するのが怖いの??いいじゃん、出来るところまでやれば。。。」
「だから、その準備が出来ていないんだってば。デュエットは明日の朝から始まるんだよ、1週間で何が覚えられるの?」
その繰り返し。
本当に泣いている。
「学校でも学年の最後に期末テストと、統一模試を受けるよね。それは、学年の終わりに、ちゃんと学年の勉強を理解しているか試す為だよね。じゃ、この大会は何のため?練習も天候や怪我、風邪で満足に出来ないで、何のために行くの?」
言ってることは理解できる。
が、ここで、お父さんは、
「世の中には、準備できていない状態で乗り越えなければならない難関がこれから大きくなるにつれて、何度も出てくる。そのときに、それをどうやって対処するの??全てが完璧でなくてもいい。練習試合だと思って、今どこまで出来ているのか、どこを克服すればいいのかとか、感覚をつかむ為のBreak On Iceなのだよ。」
といい、
「これは、チームのスポーツなのだよ。しかもその中で重要な役割を果たしているナポロが行かなくて、チームのみんなはどのようにその感覚をつかんだり、克服したり出来るのかな?」
とも言った。
私は、この辺りから、「さすが夫だ。。。やはりナポロを説得できるのは夫しかいない。。」と思っていて、夫が4時間も運転して大会に行くのなら、それでいいよと言うことにした。
夫は、自分は日曜勤務をたまたまこの日交代しているので、行ってもいいと言い出した。
まあ、ここまで説得に乗り出しておいて、自分が行かないということはないだろう。。。笑
ナポロ妹も、知ったかぶりをし、笑
「私がシンクロをやっているなら行く!」
と言い出し、ナポロに涙目で睨まれていた。笑
私は、テーブルで、夫の作ったフィリステーキのサブを食べながら、ただ黙って話を聞いていた。
「今夜が締め切りらしいから、もう9時回ってるし、行くのなら早めにコーチに電話してね。」
と私は夫に言ったが、
「ナポロが、100%自分の意思で行きたいというまで、自分は電話をしない。私たちが無理やり行かせたとしたら、ナポロは本来の力を発揮できないし、楽しくないはずであるから。。。。」
というのと、
「あと、楽しんでシンクロが出来ないのなら、競技目的、メダル目的、勝つこと中心になっているのだったら、お父さんと最初に交わした約束を果たしていないことになるけど、シンクロを楽しんでいるのかな?」
とも聞いていた。
まるで、牧師さんのような話術であった。
ここは、夫が上手くコーチと話した方がいいだろうと思ったので、夫に電話してもらうことにした。夫は、数年前にナポロの移籍話が出たときにコーチとメールをしたことはあるが、未だに会った事はないし、話をしたこともないはずである。
9時過ぎていたが、携帯に電話をかけたら、コーチが出たようで。。。
夫は、部屋に入ってしまったので何を話していたのかは分からないが、上手く話がまとまったようだ。
土壇場、締め切り間際の円満解決
ということで、
ナポロのデビュー戦は、来週末と言うことになってしまった。
がんばれ、ナポロ。