「あんたのあたらしい服は
中々よく似合うわよ、アン。
それを着てると、
ほんとうに
ちょっとばかり
美人みたいに見えるわ」
「褒めていただいて
嬉しいですわ」
と、アンは目を躍らせながら答えた。
ユーモアのセンスが発達して来たので、
１４歳の頃だったら
アンの気持ちを
損ねたにちがいないこんな文句も
今では
笑いの種にすぎなくなっていた。
By モンゴメリ著
『アンの愛情』
『赤毛のアン』シリーズの第３作目にあたる
『アンの愛情』では、
アンも１８歳になり、
相変わらずの「空想癖」はもちつづけるも、
素敵なレディへの道を歩き始めています。
そして、この巻のラストでは
十代に終りを告げたアンの恋が
いよいよ実る。
上記のような
友達のちょっと失礼な言い方にも
余裕をもって受け答えできるようになった
彼女の日々の成長ぶりが、
行き違いや喧嘩ばかりしていた
最愛の人ギルバートとの
「いい恋」をもたらす結果になる。
実際、私たちの暮らしは、
数多くの会話によって成り立っていますよね？
そんな日々の中、
どうして
皮肉を言われなきゃいけないのかと感じたり、
どうして
自分の思いが相手にうまく伝わらないのだろうと
悲しい気分になったり
悔しい気持ちになったり。。。
「会話」というのは難しい。
でも
「会話」によって
得られるものの多さも
わかっている…。
「会話力」を身につけ、
「会話力」で
ラッキー
ハッピー
に
になりましょう
愛をありがとう
merci