ユッケによる食中毒で、大騒ぎですね。
昔、プロのコックになる前から、
「肉の生食ってどうなの?(^^;」
と正直不安だった僕は、実は人生において、いまだにユッケを一口しか食べたことがありません。
美味しくはありましたね(^^。
食材がどのように扱われているか?
それはプロになるまで知る術のない世界でした。
正直、お店や料理人でバラバラなのが実態です。
流通が複雑になれば、状態も千差万別。
お魚と違い、基本解体は業者さん任せのお肉は、実は判らないことが多いです。
僕がなにより気になるのは、
ユッケにできるクオリティではないお肉でも、人気があるから、売れるからユッケにした。
「売れることが、よいことだ」
そうなのかなー?
美味しいから、生食できるお肉かどうかはお店任せで、メニューにある以上食べる。
「責任は、お店だ」
そうなのかなー?
味覚は生命維持のための大切な感覚。
昔の農薬入り餃子の時から、ずーっと思うのですが、
痛んでいる。
味がおかしい。
それを知覚できない味覚ってどうなの?
手にするものが、どんなリスクがあるのか、しったこっちゃない。
実は、人任せ。
責任も、あなたよろしく。
被害を被るのは、自分ですよ。判ってます?
病み付きになる、コクがある、美食・・・。
それはすばらしいことかもしれませんが、
味覚のtoo muchの世界で、感覚を鈍らせていたら、
恐いことです。
全ては選択。
人生は、自己の責任による選択から作り上げられます。
いろんな感覚を磨きましょう。
そしてバランスを。