デイリータロット 「悦びと共に、私を生かしていくには？」
ペンタクルス9 逆位置でした。
ペンタクルスは物質、成果、金銭、収穫など
を表しています。
正位置ならば、すべての成果を手に入れ
物質的に恵まれた状態を
優雅な女性の姿で描いています。
「悦びと共に、私を生かしていくには？」
という問いかけに対して、カードは
ペンタクルス9 逆位置として答えています。
どういうことでしょうか？
「このカードは裕福であることを楽しむ
優雅な暮らしを表しながら、その反面
人に対する不信感から一人の生活を
送っていくことを示していることもある」
（ホリスティック・タロットより）
物質的な成功が、必ずしも本人の幸せを
約束するものではない。
女性の手には、猛禽類らしい鳥が
目隠しをされて留まっています。
その鳥を、誇らしげに見てはいますが
鳥が自由に飛び立つのを妨げている
そのようにも見えます。
鳥は自由に飛んでいけます。
あなたも、自由になんでもできます。
自由にどこへでも行けます。
そういわれたら、なにをしますか？
自由になったら、子供のように
なんの制限もなく楽しむ。
そう思っていましたが
もし、子供のようにできなかったら？
楽しめなかったら？
なにも楽しいことを見つけられなかったら？
そもそも、自由になじめなかったら？
私の中で、次々と怖れが出てきました。
同時に、
楽しまなきゃ、子供のようにならなきゃ
そういう強迫感も出てきました。
それは、
楽しめる ＞ 楽しめない
自由 ＞ 不自由
大人 ＜ 子供
こういうジャッジが自分の中にあるんですね。
楽しめたらいい 楽しめなくてもいい
自由でもいい 自由でなくてもいい
大人でもいい 子供でもいい
２元の世界に生きている私たちは
つい、なにかとなにかを比べがちです。
どちらの世界を選択しても
それはただの経験。
貴重な経験です。
このカードから、そう学びました。
教えてくれたＥちゃんに感謝して。