世界各地から各地への飛行機移動の際に参考になる、
格安航空会社検索サイト、
http://www.whichbudget.com/en/
であるが、
私は当初、時期を違えた、ある程度以上の英語力のある複数の日本人女性から、
●「ウイッチバッドゲット」という便利なサイトがあり、そこで格安航空会社を検索した。
との情報を得、HPの存在を確認後、特に呼び方や意味には疑問を挟まず、
そのままの発音と、URLのコピーペーストにて、
このアモーレ航空などでそのHPの存在を紹介したわけだが、
07,9,29、私の庵を訪れた客人が、
「あれは、『ウイッチバジェット』でしょう。」
と指摘した。
確かに、HPをよく見ると、「ウイッチ」のあとで色違いに区切られ「バジェット」となっているし、
それならば意味もすんなりする。
しかし、少サンプルながら、そのHPが現代バックパッカー間に、
「ウィッチバッドゲット」
と言われていることもまた、事実と言える。
正確ではないもの、間違いのものであっても、その呼び方が一度定着してしまうとそれが通用、一般化してしまう、
ということは、様々な外来語や和製英語でしばしば発生することである。
これは私の推測だが、
「バッドゲット」
と伝えられて広まったのは、単に単語を読み間違えた、という理由の他に、
ネット検索時のために、
「そう伝えたほうが、日本人にはスペルが正しく伝わるから。」
という意味も内包されているのではないだろうか。
他にも、言い換え、転化が定着してしまった最近のものとしては、
圧縮コーデックの「Divx」{ディヴィックス}を、「ディーアイブイエックス」、「ダイブエックス」と呼ぶ人もいるとか、
動画ストリーミングサイト「youtube」のネット用語では、「ようつべ」に、
だとか、例は多数あるだろう。
そんなわけで、
格安航空会社検索サイト
http://www.whichbudget.com/en/
は、
「ウィッチバジェット」
と読むのが正しい、
しかし、日本人旅行者間では、
「ウィッチバッドゲット」
とも発音されることがある、と、いったところであろう。
私は今後、このHPの呼び方に関して、両方の呼び方がどちらか固まるまで、
しばらく併記しようかと考えている。