ハザードとは、コース内に意図的に配置されている障害物のこと。
大きく分けて、「池」と「バンカー」に2分される。
ハザード内のルールは、池でもバンカーでも共通する禁止事項が3つ。
[禁止事項1]
砂や水の深さを確かめる等、ハザードの状態をテストすること
→バンカー内で足を踏みしめる、砂場を変形させる等。
[禁止事項2]
バンカーの土、池の水面に、手やクラブで触れること
→アプローチでも、砂か水面にクラブがつくのはNG。
なお、ショット時にはついてしまってもOKなので、砂や水をボールと共に叩き上げることも許されている。
[禁止事項3]
そのハザード内にあるか、またはそのハザードに触れている
葉や木の枝等(ルースインペディメント)に触れてはいけない。
葉が邪魔、という時も動かしてはいけない。
とにかく、必要以上に水面や砂、またはどんなに小さな障害物でも触らないこと。
ハザードのルールは上の3つだが、池、バンカーそれぞれにも、そのハザードならではのルールがある。
池
池にボールが落ちてしまった場合、基本的に1打罰を課し、打ち直しにする。
しかし他にもやり方がある。次の2通りから選択する。
[選択肢1]
池の中から打つ→無罰
※「水中から打つとはどういうことか?」と疑問に思われるかもしれないが、何らかの理由でウォーターハザード内に水がない場合がある。
しかし黄色、もしくは赤の杭で囲まれていれば、水の有無に関わらずそこはウォーターハザードと見なされる。
そのような水がない場所からなら、打つこともできる。また、水にボールが浮いていて、岸に近い場所であればどうにか打つことができる。
[選択肢2]
プレーした所に戻り、もう一度打ち直す→1打罰
バンカー
バンカーでのルールは、上のハザードの3原則の通りだが、下の行為は例外として許されている。
[例外]
クラブやレーキ(砂をならすもの)を地面に置く→無罰