手術 | 嗅覚を失ったバーテンダー

嗅覚を失ったバーテンダー

短編小説風に、書き留めていたことを整理し、まとめていきたいと思います。


いよいよ、手術日が来た。


前日に浜松入し、明日、全身麻酔を打つので、夜の9時までに食事を済ませた。

手術当日の朝6時にコップ一杯の水を飲み、9時に歩いて手術台へ向かった。


一瞬で意識を失い、あっという間に手術は終わった。

意識を取り戻すと、吐き気がした。鼻にはガーゼが詰められ、口で息をするのが辛かった。


鼻からは出血が続き、ガーゼを何度も詰め替えた。

痛み止めを数回飲み、意識は朦朧としながらその日は過ぎていった。