健康ときどき潰瘍性大腸炎 -44ページ目
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発症(前半)

2014年12月24日18時過ぎ。
クリスマス用の夕食を用意し、子供たちと父ちゃんの帰りを待っていた時、急に悪寒に襲われた。

38.4℃。

あー、最近疲れが溜まってたからなー。せっかくのクリスマスなのに…くらいにしか思わなかった。
今晩寝たら治るよ、と。

でも、次の日はさらに上がり39℃超え。

インフルエンザを疑い、26日に初めて行く近所の内科を受診するも、陰性で「喉が少し荒れてるから喉の風邪かな」との診断。
抗生剤を処方されたけど、次の日も39℃超え。
これは風邪じゃないな…とよくよく考えた。
そういえば最近お通じがあったっけ…いやいや、ずっとないぞ。半月はないぞ…こりゃ便秘に絡む熱じゃ…?とたどり着く。

昨夏に便秘と血便で、かかりつけの内科から紹介状をもらい、近くの総合病院で大腸ファイバーを受けた。

結果は、何らかのアレルギーによる直腸炎。

それが頭に浮かび、とりあえず便秘薬(マグミット)を飲み、浣腸をし、出せるだけ出す努力をしつつ、28日、かかりつけの内科の、たまたまあった健康相談会なるものに参加。
相談会なのに、先生が腸の免疫異常の可能性を気にして、点滴を打ってくれた。
このおかげか?翌29日には36℃台の平熱に下がり、ひと安心。
けど年末だし、念のため大腸ファイバーを受けた総合病院を受診。
年内最後の診察日とあって、それはそれは混んでいた。

血液検査の結果。CRPが15を超える、異常な数値。白血球も多すぎる。
CTの結果。急性腸炎。
即入院の検査結果とのことやったけど、熱が下がっているので、今日は帰ってよしとのお達し。
ただしもし次に熱が出たら入院です、と。

自分自身、何だかわからないけど唯一の症状だった熱もないし、治った気になってた。

久しぶりにお風呂に入り、子供たちの相手もできた。

夜、旦那が追加で買ってきてくれた浣腸を、ひとつくらい使わなきゃ悪いかなと思って、使ってみた。

それが悪かったのか…?

その後体調が急変、みるみるうちに悪寒がして、23時頃には38℃。

旦那に泣きながら報告した。

入院になれば、1歳になったばかりの息子の授乳がストップする。
まだ1歳0ヶ月。まだまだ飲ませてあげたいのに。

すぐ病院に行った方がいいのかどうかわからなかったけれど、息子の寝顔を見て、もしかしたらもう飲ませてあげられないかもしれない…本人はわからないだろうけど、バイバイくらいはさせてやりたいし、私ももう一回だけちゃんと飲ませてあげたい…そんな思いから、病院へ行くのは朝まで待つことにした。

眠れない、長い夜だった。
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