■Soen「Lykaia Revisited(Remasterd)」2018年9月14日:リマスター再発盤(ボーナス・トラック付き)

01. Sectarian(5'52")
02. Orison(7'05")
03. Lucidity (6'34")
04. Opal(6'44")
05. Jinn(5'39")
06. Sister(5'28")
07. Stray(5'36")
08. Paragon(6'23")
09. Vitrol(7'39)
10. God's Acre(8'12")
11. ※Sectarian(6'26")
12. ※Lucidity(7'34")

^※
11. =Live In Lisbon(6'26")
12. =Live In Rome(7'34")
+※配信限定の仕様で、11曲目の次に「Jinn=Live In Lisbon(6'53")」が収録されています。

2017年に発表された、彼らの3作目「Lykaia」の、リマスター(ボーナス・トラック付き)再発盤です。
オリジナル盤を購入済みの方々にとって、わずか1年余りでリマスター処理が施される事態(パッケージ)に、釈然としない気持ちは禁じ得ないことでしょう。

発表当初から、アルバム全般のミックスに対して、バンドのメンバーが挙って不満をこぼしていたことは、インタビュー記事等で目にしてはいたのですが、まさかこれ程性急に事を実行するとは思いもよらず。
確かにリスナーの視点でも、微妙なミックスのバランスの偏りが、過剰な音圧と錯覚されるような、アルバム全編を通して聴き続けるには耳障りな違和感も覚えていたのは事実です。
もっとも、一度ミックスが完結を見た素材(マスターテープ)に関しては、振り出しに戻って厄介なリミックス処理をしない限り、劇的なリマスター効果は望めませんよね。

幾分、聴き心地が良くなった感じは得られますが、それは元々の楽曲が粒揃いの仕上がりを見せていた故の救い。
唯一無双のオリジナリティの輝きを発するバンド(音楽性)ではありませんが、整然としたソングライティングのセンスには魅力があります。


^※
先日、発表されたばかりの彼らの新作「Lotus(2019年2月1日)」の購入のついでに、こちらのリマスター盤CDも買い直しました。
オリジナル盤を所持している方は、ボーナス・トラックの3曲(ライヴ・ヴァージョン)のみを配信で購入することも有りだと思います。
ただ、1曲 × ¥250=¥750也… なので、せっかくなら割合価格設定されているアルバム全曲(13曲)=¥900をまとめてiTunesに格納することを助言します。

ちなみに、ライヴ・テイク(ローマ&リスボン両日共に)では、オーバー・ダビング等の後処理は一切施されていない、生々しくも完成度の高いパフォーマンスが堪能出来ます。
こうやって中途半端に小出しされてしまうと、フルで聴いてみたくもなりますよね。


♪Soen「Orison(Official Audio)」

♪Soen「Lucidity(Official Video)」

♪Soen「Jinn(Live in Lisbon)」