もう、涙も出ない

あなたの為に流した涙

別にあなたに責任があるわけじゃないけれど

けど、もうお終い

これ以上、あなたの為に流す涙なんてもうないわ

ないわ

出来ない

したくない

だから

バイバイ。

膝を抱えて、ちいさくちいさくうずくまる。

ただそれだけで安心する。


笑わなくていいよ。

でも、空を見上げて、まっすぐに歩いて行こう。

見てもらえない。
好きになってもらえない。
愛してもらえない。
抱きしめてもらえない。
それでもいい。
でも、たったひとつ。
これだけは覚えていて。

『あなたの事が世界でいちばん好きだよ』

空の青

ビー玉の碧

ココロの藍

キミの蒼

闇の中じゃ空の青さも七色の虹も薔薇の赤さも分からない。

世界は光あればこそ。

きみがぼくの光だよ。

きみがいなければ世界は色を持たない。

あまおと。

あめのおとが好きだときみはわらった。

だから、ぼくもすきだとうそをついた。

あめのひはきみが遠くてかなしいから、だいきらい。

きみがすきだよ、

なんて、そんな簡単に言えないよ。

けど、すきだから。

きみしか見えないくらい、すきだから。

そんな不安げな顔をしないで?


あいしてる。

Sweets!!!-F1000064.jpg

停滞する世界が気持ち悪いと思った。
濁った空気。堕ちて行くしかない人間。己。

でも、きみに出逢った。
濁った空気で息がし辛そうだったけれど、決して濁った空気に埋没せず、精彩を放つきみは僕にとっての救いだった。
流されそうな時、埋没しそうな時、染まりそうな時、いつだってきみの存在が僕を僕でいさせてくれた。
きみは僕にとっての道標だった。
だから、今度は僕が守るよ。
強くて、弱くて、儚いきみはみんなの夢。
その笑顔が世界を救うんだって本気で信じてる。
世界の為にきみが笑うのなら、きみの為に僕は笑う。


Sweets!!!

手を伸ばせば届くなんて、それは勘違いだった。

いくら手を伸ばしても、届かない。

触れる事の出来ないあなたに涙、涙、涙、涙。

でも、泣いても届かない。

流した涙の分だけ、世界が縮まればいいのに。

私とあなた、ぴったりくっつくくらいに世界が小さければいいのに。

広い広い、広い世界。