love to you.〔小説〕

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‐‐貴方は誰を想いますか?‐‐

     ちょっとした恋物語をかいてます





      ゆっくりしていってください*

Amebaでブログを始めよう!

「いってらっしゃい!」

「…ん、いってきます」

「転けるんじゃないよ!」

「はぁーい」


ぱたん と扉を閉めて、目を擦りながら通学路を歩く。

待ち合わせ場所に着けば、そこには自転車にまたがった男の人。

私にはまだ、気付いてないみたい。

小走りして後ろにつくと、ガバッと抱きついた。


「ぅわっ!り…梨真」

「おはようございます」

「おはよ」


呆れ笑いしながら、私の頭をぽんぽんとする。
優しいとこが大好き。

私の自慢の彼氏だ。


「あ、龍先輩。」

「ん?」

「ここ、寝ぐせ」


サラサラな茶色掛かった髪の一束が、ぴょこんと跳ねている。


「え。うわ恥ずいな」

「ふふ。かわい」

「はやく乗れ」


顔をしかめてるけど、耳は真っ赤。照れてるなんてわかりやすいのに。


「はぁーい」


大人しく自転車の後ろに乗ると、龍先輩の脇腹に抱き付いた。

龍先輩は一瞬びくっとして、私がしっかりくっついたのを確認してから漕ぎ出した。


これが私たちの、朝。