【モデルプレス】モデルで女優の本田翼が、充実した撮影を振り返った。
31日、都内で行われた「第28回東京国際映画祭」のクロージング作品「起終点駅 ターミナル」(11月7日公開)舞台挨拶に、共演の佐藤浩市・尾野真千子・篠原哲雄監督と出席した。「こういった場に立つのは初めてで、気の利いたことが言えないですけども、よろしくお願いします」と満員の会場や、止まないカメラフラッシュに緊張気味の本田。撮影中は、ほとんど毎日佐藤と一緒だったようで、「毎日緊張してたんですけど、浩一さんの仕事に対する姿勢を目の前で見ることができて充実していました」と笑顔で振り返った。
◆役への向き合い方を明かす
椎名敦子(本田)と結城冴子(尾野)の人生を変える鷲田完治(佐藤)を「静かに何事も捉え、ただひとつ料理に熱中する人」と紹介した本田は、「何か一つのことに集中できる方は素敵だと思います」とコメント。自身の役については、「原作と自分の設定が違ったので、映画化するにあたり、自分がどうすればいいか考えました」と奮闘ぶりを明かした。
◆「王道の日本映画」
同映画祭には今回で6回目の参加となる佐藤は、「原作の本質を損なわないようにどうやって肉付けをしていくか、という作業を監督たちと楽しみながら作れました」と濃密な撮影を回顧。完成した作品を「日本映画らしい日本映画」と解説すると、篠原監督は「日本映画というと、最近は仕掛けの大きいものが受け入れられるようになっています。しかし、我々が作ったのは、日本映画の王道のようなきめ細かな感情を描いてきたつもりです。みなさんが人生振り返るキッカケになってくれたら嬉しいです」と呼びかけた。(
情報元
http://news.ameba.jp/20151031-775/