二人の記念日。







『おはよ~ニノ。起きて~。』




ほら、いつもの小春に戻ってる。



『ニ~ノ~!!』



二「わかりましたよ。」




目を開けるとポスターの中の俺が笑ってる。


さ、この顔になってきますか。






翔「おはよーニノ。」


潤「おはよ。」


智「おう!!」


相「ねぇねぇニノ!なに欲しい?」


二「はい?いきなりなんですか?」



相「なにって~。もうすぐ誕生日でしょっ!」



二「……あ~そういえば。」


相「もしかして忘れてたの??」


二「まぁ……。」



相「もうしょうがないなぁ。で、なにが欲しい??」


二「うーん。相葉さんに選んで頂けるならなんでも?あ、カメ以外でお願いします。」



相「ちょっと~!!

あ、今年もみんなで焼肉行こうよっ!」



二「いいですねぇ。」



翔「え?でも小春ちゃんは?」



二「あ~……多分いないと思うんで。」


潤「誕生日に?」


二「まぁ。」


翔「ケンカでもした?」



二「いや、そういう訳じゃないですけど。」



―嵐さ~ん。スタンバイお願いします!








そうだ。
誕生日のことなんて忘れてた。
しかも17日って…。




今更会えないでしょ……。