＃②＃

secret love





～２年前～

いつものメンバーで集まったとき、その中の１人がきょんを連れてきて、俺たちは出会った。





それから何回かみんなで会うようになって。





『松本さん、好きです！！付き合って下さい！！』




きょんに告白され、半ば強引に…付き合うことになった。



こんな感じだったから最初は、なかなかうまくいかなかったけど……




きょんの俺に対する一生懸命さに、知らないうちに惹かれていって、どんどんハマっていった。



もちろん悔しいからきょんには言わないけど。




『ねぇ、潤くん！明日オフでしょ？なにかしたいことある？』





潤「あー、別に～。」






本当はデートしたいけど……



わざとこんなこと言ってみる。


俺ってＳだなぁ。




『……そう。疲れてるもんね！』





しょんぼりする顔が可愛くて…

つい意地悪したくなっちゃうんだよなぁ。





潤「しょうがねーから、ドライブでも行く？」



『え？？いいの？やったぁ』




俺の言葉でコロコロ変わる表情は、なんとも愛しかった。




『潤くん潤くん！』

そう呼んで、俺の後をくっついてくるきょんを見てると、なんだか幸せになれた。







「あれ？潤くん？」





たまたま入った店で、まさかのニノに会った。





二「噂の彼女ですか～。」




しばらく３人で話した後、別れ際に

「ねぇ、いいこと教えてあげる♪」



突然ニノが、きょんに耳打ちした。





はぁ？

ニノの急な行動にびっくりしたけど…



その後、ニノは俺にも耳打ちした。




ニ「潤くん！今回は素直になんないと…
また振られますよ？

フフッ。じゃ！」









俺は、こういう性格だから、付き合ってもあんまり長続きしないんだ。


それはニノがよく知っていた。




でも、きょんにまで……


いきなりなんなんだ？