~失恋物語~
まさきについていくと、そこには愛しい莉子がいた。
「莉子せんせ~!!」
まさきが呼ぶと、莉子は笑顔で振り向いた。
『相葉ちゃん……』
あの日と同じように相葉ちゃんって呼ぶ莉子の顔はどんどん曇っていった。
相「莉子ちゃん…久しぶり。
この前はごめんっ。それとみずきのことも。俺、付き合ってないよ?莉子ちゃんも振られたとこ見たでしょ?
あれはみずきが勝手に……」
『……………』
相「あーー、そうじゃなくて!
莉子ちゃん!俺、莉子ちゃんのことが好き!!彼氏がいても………
莉子ちゃんの事が好きなの!!」
『え?』
相「彼氏がいるってわかって、急にあんなことしちゃったけど…
いい加減な気持ちでしたわけじゃないんだ。」
『彼氏?彼氏なんていないよ。相葉ちゃんと一緒で振られたの!
公園で泣いてたあの日…。』
相「そっか…。えっ?彼氏じゃないの?だって前、抱き合ってたし…。」
『見てたの?!
あれはより戻したいって言われて…。もちろん断わったけど。……だって私は…。』
「ねぇねぇ、莉子先生の事好きなの?」
まさきが話し掛けてきた。
気付くと、周りには莉子のクラスの子がいっぱい。
注目を浴びてる俺……。
でも…
相「うん。俺、莉子先生のこと、大好きなんだ!!」
「え~!!大好きだって~!」
子どもたちがざわつく。
その中で、まさきが
「ほんと?!莉子先生!よかったね!莉子先生もこのお兄ちゃんのこと好きって言ってたじゃん!」
相「え?」
『ちょっとまさき!』
相「それ、ほんと?」
『……言うんじゃなかった。子どもは素直だね……。
私も…。
大好き…///』
相「まじで??やっったぁ~!!」
子どもたちがラブラブ~と冷やかす中で、俺は莉子に抱きついた。
『ちょっと!仕事中なんですけど…。』
相「いいのいいの!」
俺は、小さなサポーターに祝福され、やっと運命の相手を手に入れた。
失恋から始まった二人の恋。
俺たちの失恋物語。
~end~
まさきについていくと、そこには愛しい莉子がいた。
「莉子せんせ~!!」
まさきが呼ぶと、莉子は笑顔で振り向いた。
『相葉ちゃん……』
あの日と同じように相葉ちゃんって呼ぶ莉子の顔はどんどん曇っていった。
相「莉子ちゃん…久しぶり。
この前はごめんっ。それとみずきのことも。俺、付き合ってないよ?莉子ちゃんも振られたとこ見たでしょ?
あれはみずきが勝手に……」
『……………』
相「あーー、そうじゃなくて!
莉子ちゃん!俺、莉子ちゃんのことが好き!!彼氏がいても………
莉子ちゃんの事が好きなの!!」
『え?』
相「彼氏がいるってわかって、急にあんなことしちゃったけど…
いい加減な気持ちでしたわけじゃないんだ。」
『彼氏?彼氏なんていないよ。相葉ちゃんと一緒で振られたの!
公園で泣いてたあの日…。』
相「そっか…。えっ?彼氏じゃないの?だって前、抱き合ってたし…。」
『見てたの?!
あれはより戻したいって言われて…。もちろん断わったけど。……だって私は…。』
「ねぇねぇ、莉子先生の事好きなの?」
まさきが話し掛けてきた。
気付くと、周りには莉子のクラスの子がいっぱい。
注目を浴びてる俺……。
でも…
相「うん。俺、莉子先生のこと、大好きなんだ!!」
「え~!!大好きだって~!」
子どもたちがざわつく。
その中で、まさきが
「ほんと?!莉子先生!よかったね!莉子先生もこのお兄ちゃんのこと好きって言ってたじゃん!」
相「え?」
『ちょっとまさき!』
相「それ、ほんと?」
『……言うんじゃなかった。子どもは素直だね……。
私も…。
大好き…///』
相「まじで??やっったぁ~!!」
子どもたちがラブラブ~と冷やかす中で、俺は莉子に抱きついた。
『ちょっと!仕事中なんですけど…。』
相「いいのいいの!」
俺は、小さなサポーターに祝福され、やっと運命の相手を手に入れた。
失恋から始まった二人の恋。
俺たちの失恋物語。
~end~