なんとなく思い出した。
初めて自分を傷つけた記憶。
小学五年生か六年生の頃だったと思う。確か小5だったかなぁ。
学校の昇降口で、友だちを待ってた。
その時、なんでかカッターを持ってたの。筆箱に入ってたんだと思うけど。
リスカの事は漫画で読んで知ってた。
でも怖いし、死にたいなんて気持ちは無かったと思うからやるつもりも無かったんだと思う。あんまり覚えてないけど。
でもカッターを見てて、こんなので本当に肉が切れるのかなって思って、何の気なしに親指を刃にあててカッターを引いた。
一瞬だけ痛くて、その後血がじわっと出てきて、手のひらを伝ったのを覚えてる。
あんまり痛いとは思わなくて、簡単に切れた。って思ったなぁ。
その後はあんまり覚えてないけど、友だちに何してるのって驚かれたなぁ。
やっぱり、印象に残ってるから覚えてるんだろうね。
多分、手首を切り始めたのは小学六年生。
いじめられて、つらくて、死にたいと思ったから切った。初めて切った時は結構深かったなぁ。
習慣化してからは怖くて深く切れなくなった。
あの頃は死にたくて切ってた。相当深く切らなくちゃ死ねないのに、怖くて痛くて深く切れなかった。いつも夜は泣いてたなぁ。
中学に上がってからはイジメがなくなって、友だちも出来て楽しかったはずなんだけど、それでも暫くは切ってた。でも何で切ってたのかは思い出せない。中1の夏まではリストバンドを付けてたのを覚えてるから、それまで切ってたんだろうなー。何が嫌だったのかなぁ。
それからはずっと、嫌な事があると切ってた。
死にたいって気持ちはあったけど、死ねないのはわかってた。でも切ると気分が落ち着くから切ってた。学校でもトイレ切った事もあった。
おかしい、やめなくちゃやめなくちゃって思ってても嫌な事があると我慢できなくなってた。
途中から嫌な事があったらお酒に逃げるようになって、切らなくなったの。
切ってたのもそんなに頻繁じゃなかったから、完治しないままその上から…っていうのが無かったし、あんまり手首に傷が残らなかったのは幸いかな。ただのストレス発散だし。
1度酷かったのが、20歳くらい頃に好きな人と上手くいかなかった時。
ODしてお酒飲んで、記憶ないまま切った時、加減がわかんなかったのか、そのあと処置しなかったのか、目立つ傷が残った。
赤く膨らんで、かさぶたが出来て、薄い茶色の線になって、最終的に白く膨らんでる。
切って落ち着くなんておかしいけど、OD するよりはマシかなって思ってる。
お酒に逃げるのもやめたいし、切ることもやめたい。
意志が弱いから出来ないけどね。