元、美容師だった母に髪を切ってもらった。美容院で髪を切ってもらうのが苦手で、母親に切ってもらう時間は身内だからというのもあって気が楽だ。
そもそもどうして美容師達は話かけてくるのか。私の事を知ってどうする。何になる。どうせ仕事終わりに同期や先輩とこんな客がいたんですーって笑い話にするだけだろう。
母に髪を切ってもらう時は何かを話しても話さなくてもどちらでもいい。少し利き手が不自由になってしまったからとても申し訳なさはあるけれど、わたしは断固として美容院に行きたくない。あの時間が嫌だ。嫌すぎる。
だから私は今年で22歳にもなるというのに美容院に行けないしフリーターだ。このままでいいのか、と考えるけれど、美容院には行きたくないしバイト先のあの内輪感が沼にハマって逃げられない。外の世界に出られないともいう。
だから私はいつまで経ってもこのままなんだろうと思う。
そしてここまで美容院に行きたくないと駄々をこねているけれど、わたしは元美容学校生だ。国家資格もちゃんと持ってる。長年夢だったとしても、自分に不向きな事もあるんだと実感した。