ロンドンに先々週到着し、さっそくインターンとしてあるメディア系の会社で働き始めました。この２週間弱で思ったことを書いていきたいと思います。
まず第一！ロンドンすごい移民多い！！！本当変なんですが、だれもがイギリスと聞いてイメージするロンドンに来るのが人生はじめてで、１年イギリスで勉強していた間すごい北の方のランカスターにいて、そのあたりの都市はいろいろ行ったのですが。いわゆるイギリスという典型的な場所であるはずの南イングランドにそもそも初上陸でした。そして、初日からムスリム・黒人の移民の多さにビビりました。「え、、、移民ばっかじゃん。私が今まで見ていたイギリス人どこ？？？」とばかりにきょろきょろ。今では少し慣れたけど、それでも本当にたくさんの人種・文化が混ざったロンドンは生き生きしていていいなと思う瞬間もあるし、いわゆる白人の国な北の方も恋しくなります。
第二は、１番目に関連しますが、北の人たち優しかったな～という感想です。もうこれは完全に私の感覚と会った人達の話でしかないので、全然一般化できませんが、困ってたら頼まなくても助けてくれる感じです。もちろんみんなじゃないけど。なんとなく南の人のほうが移民が多いからか、アジア人に接することには慣れてるけど、東京に近い感じで困ってても見て見ぬふり見たいな。みんな忙しそうだし、まず歩くのが早い。公共機関でも感じ悪～と思うことって今までなかったけど、ロンドンではよくありますね。絶対北の方がなまってるし、マジで地元の人が何言ってるかわからないっていうのはデフォでしたが、こっちに来てこの人の英語１ミリもわからんわっていうのは１人バスの運転手だけです。でも北では、わりと５割ぐらいはわかんない気がする。で、私の発音にも慣れてないから（移民少ないから）お互いコミュニケーションしにくいんですけど、精一杯助けてくれようとするんですよね。南だったら、英語わからなかったらもっと冷たい目で見られてます。北の人のあのなんていうんでしょう垢ぬけてない感がたまらなく恋しくなります。笑 ロンドンではだれもウォータプルーフのジャケットなんて来てないし、みんなおしゃれですけどランカスターでは８割がたの人が来てますからね。笑 やばい、書いてたらめっちゃ恋しくなってきました。笑
第三は、外国人としてロンドンで働くということ。私がインターンとして働いている会社には、何人か日本人の方がいて、そのサポートじゃないですけどその関係で入ったのですが、私の上司の人を見てると毎日打ちのめされます。笑 きれいな英語とかじゃないけど、ネイティブとスピードを落とさないで会話できる英語で発音も日本の訛りがないし、フランス語も堪能だし、日本市場を今まで一人で開拓してきたんだろうなとか思うと、もう自分との差に死にたくなりますよね。笑 でも、それを知れたことが何よりもよかったかなと。実は初日で速攻で「うわ、私なんてマジでくそみたいだわ」と思って若干へこんで、すでに帰国した友達に連絡したんですけど。彼女に知れてよかったじゃんと言われたのです。それで初めて、「そうだ。だからロンドンに残ってるんじゃん。」と気づきました。前回のブログを書いてるときには、正直なんで自分がヨーロッパに残って就活したいのかよくわかんなくて。ただやりたいことだけは確かで。でも、友達に言われて初めて、今まで日本で生活してる間には出会えたかったようなすごい人に会えて、そういう環境に身を置きたかったのが一番の理由だと気づきました。日本を全然ディスってないし、日本にもすごい人はたくさんいる。でも、ここで生活してる日本人は、バイリンガルが当たり前だし、それプラスの能力があって生き残ってると思うし、日本人以外にも他のアジア系やヨーロッパ人でもすごいなと私が思える人が正直うんざりするくらいいる。（私が思えるというのがポイントです。これは私の完全な主観なので、これが世の中の真理だとか全然言いません！）母数がやっぱロンドンとかヨーロッパの大きな都市にいたら違うんじゃないかなと私の基準では感じます。知ることでもっとこうなりたいとか思えるし、知ることが第一歩だなと思っているので、自分と海外で活躍している人との差を知るのは大事かなと思います。（ってことは、海外で活躍できる人になるのを目指すってことか・・・と自分で今目指したいものに書いてて気づく・・・笑）
３０歳って結構日本の社会では挑戦ではなく、落ち着く年齢として捉えられる・扱われることが多いと思うんです。でも、こうして日本を出てみて、生きてきて３０年でも自分が全く知らない世界がまだまだ広がっていると思うと、わくわくします。知ってる・わかってる気になってるだけで、誰でも一歩飛び出せば、未知の世界なんですよね。それを楽しめる人生にしたいです。
こうして毎日へこんだりしながら、ロンドンでなんとか生活しております！
Koi