アニメ、特撮

 

・「アンデルセン物語」

 これは、ムーミンと同じくカルピス漫画劇場の枠で放送されていた。アンデルセンの童話が描かれるが、進行役を妖精が行う形を取っている。後年この枠で私が見ていたのは、アルプスの少女ハイジとフランダースの犬である。

 

・「天才バカボン」

 赤塚不二夫の名作。ほのぼのした感じになっており、後の「元祖天才バカボン」とはかなり異なった印象である。最終回では、バカボンはギターを手作りし、町を去って行く

 

・「ふしぎなメルモ」

 妹が見ていた。赤い粒と青い粒を飲むと、10歳若返ったり、歳を取ったりする。同時に2種類飲むと、受精卵まで若返ってから、違う生物に成長することができる。性教育をテーマにしていたので、見るのはちょっと恥ずかしい気がしたものである。

 

・「ルパン3世」

 テレビシリーズの第1作はこの年であるが、私が見ていたのは再放送だったと思う。夕方くらいにやっていたが、エンディング曲がかっこ良かった様に思う。その後ずっと忘れていたが、再注目したのは、映画のカリオストロの城からだろうか。

 

・「帰ってきたウルトラマン」

 前のセブンから3年近く経っているが、ずいぶん以前のウルトラマンシリーズとは違っていると感じた。暗い感じで、以前感じた高揚感がなくなったように思った。これは、自分がもう子供ではなくなったせいもあるだろうが、円谷プロの製作方針だったのだろう。

 なお、主人公役の団時朗は今年の3月に亡くなっている。

 

・「仮面ライダー」

 当時、誰もが「へんしん」と言いながら、変身ポーズをしていた。私が見始めたのは、佐々木剛の2号が出てきてからなので、両手を回す方のポーズをしていた。

 ストーリーはありきたりであるが、ライダーキックなどのアクションを楽しんでいたと言える。

 当時、仮面ライダーカードが、お菓子(仮面ライダースナック)に入っていて、それほしさにお菓子を買うが、お菓子を捨ててしまうことが社会問題になった。スナックは甘いコーティングがされており、大してうまくも無いので、ライダーカード以外で価値のない商品といって良いだろう。こういう戦略は、後のAKB48等でも行われたことはよく知られている。

 

・「ミラーマン」

 これも円谷プロの特撮モノであるが、帰ってきたウルトラマンよりも好みだった。と言いつつも、内容は良く覚えていない。主題歌の「朝焼けの光の中に立つ影は~ ミラーマン」はよく覚えている。

 主人公役の石田信之は、他のドラマなどにもちょくちょく出ていたように思うが、調べると2019年に亡くなったようである。

 

特撮では、他に「スペクトルマン」や「好きすき魔女先生」があるが、たまに見るくらいだった。

 

続く