1966年から続きます。

ここでの1967年というのは、この年に始まったということで、前年から続いている番組は含んでいません。

例えば、ひょっこりひょうたん島は放送が1964~1969年で、この間見ていましたが、このブログには入れていません。

 

アニメ、特撮

・「悟空の大冒険」

 手塚プロの作品である。どんな内容か忘れてしまった。本来のストーリーとは違った展開だったように思うが、余り面白かったような記憶が無い。

 

・「黄金バット」

 少女が「コウモリさん、コウモリさん、助けて」というと、急に「ハハハハ」と言って現れる。そして、「強い、絶対に強い」とのナレーションが入る。黄金バットの正体は、結局分からずじまいだった。

 

・「かみなりぼうやピッカリ・ピー」

 雷の子が人間世界に来て、友達らと交流するというほのぼのギャグアニメ。見ていたはずであるが、あまり内容は覚えていない。

 

・「リボンの騎士」

 手塚治虫の少女漫画が原作。王位継承権の関係で、女性であるが王子として育つ。王位簒奪を狙う、ジュラルミン大公とナイロン卿の陰謀に立ち向かう、というのが大きいストーリーだったように思う。宝塚歌劇団がモチーフと言われている。

 

・「ピュンピュン丸」

 つのだじろう原作のギャグアニメで、忍者モノである。内容は覚えていないが、財津一郎のオープニング曲、ありゃりゃんこりゃりゃん、おつむのネージが・・・というのは、よく覚えている。

 

・「パーマン」

 オバケのQ太郎の後の、藤子不二雄作品のアニメ化である。オバケのQ太郎は1965年から放送されていて、オバQとパーマンがコラボしている回もある。スーパーマンから与えられたパーマンの装備を付けると、空が飛べ力が強くなる。2号はチンパンジー、3号はパー子、4号は関西人、であった。時速は91キロだい、パーマン2号も遅れるな、という歌を覚えている。

 「パー」とはくるくるパーの意味もあり、正体を知られるとスーパーマンに光線銃でパーにされてしまう。今では、この設定は使えないだろう。

 

・「アメリカアニメ」

 以下のアニメは、よく再放送されていた。歌の一部を記す。

 キングコング・・・大きな山をひとまたぎ、キングコングがやってくる・・・

 おや指トム・・・おや指トムは、役に立つ男・・・

 スーパースリー・・・ラリホーラリホー、ラリルレロ・・・。身体を分裂させ移動するマイトは、かっこ良かった。

 

・「マッハGoGoGo」

 スーパーカーに乗るレーサーの話であるが、ストーリーはよく覚えていない。サルのキャラが出てきたのと、このスポーツカーに特殊装備が色々あってかっこよかったことは覚えている。

 

・「仮面の忍者 赤影」

 これは子供達に人気のある番組だった。”赤影参上”の決めセリフ、白影の大凧、青影の”だいじょうーぶ”というポーズ、などキャラもよく作られていた。木下藤吉郎を助け、悪の集団をやっつけるというストーリーだった。怪獣が出てきたり、円盤が飛んだりする、戦国時代とは思えない舞台設定だった。里見浩太朗も赤影の関係者として出ている。

 

・「キャップテンウルトラ」

 TV上はウルトラシリーズの一つと言えるが、円谷プロのウルトラシリーズとは異質で、話題にもされないことが多い。この作品は東映制作の特撮である。宇宙人、怪獣と戦うが、ヒーローは人間で、変身するわけではない。仲間の岩石星人として小林稔侍が出ていたのは、割と有名である。

 

・「コメットさん」

 九重佑三子演じる魔法使いで宇宙人のコメットさんが、修行のために、日本の一般家庭で住み込み家政婦として働くというもの。オープニングでは、イタズラ好きを咎められ、ロケットに縛り付けられたコメットさんが星から追放される場面が描かれる。校長先生は漫画で描かれ、番組の最後に修行の成果をコメットさんの頬に○、×で書く。

 このドラマは家族で見ていたが、人気が高かった。子役の蔵忠芳は、住み込み家庭の兄弟(兄の方)で出演していたが、他番組でも子役でよく見かけた。若くして亡くなったのは残念である。

 

・「ウルトラセブン」

 ご存じ、円谷プロの名作である。宇宙人との戦いがテーマで、地球人を侵略者と描く回もあった(ノンマルト)。このドラマの人間批判的な世界観は、脚本家金城哲夫氏に依るところが大きいことは、割と知られている。

 必殺技はエメリウム光線、アイスラッガー、ワイドショットであるが、スペシウム光線のように、ポーズを真似られることは少なかった(と思う)。

 

・「怪獣王子」

 どんなストーリーだったかよく覚えていないが、少年が恐竜の頭の上に乗って、オーラーと叫ぶのは覚えている。少年が使うブーメランは、結構ブームになりプラ製のものが発売されたりした。私はベニア板を切って、それを飛ばし練習していた。もちろんオーラーと叫びながら投げるのであった。

 

・「ジャイアントロボ」

 原作は横山光輝の漫画である。少年がロボットを操り、宇宙からの侵略者と戦うという話である。ロボットは色々武器を持っているが、指先から弾丸を発射するのが有名。少年役の金子光伸君は、悪魔くんの主役でもある。彼も残念ながら、39歳と若くして亡くなっている。

 

ドラマ、その他

・「象印スターものまね大合戦」

 いつから見始めたのか定かでは無いが、家族がよく見ていた。番組の最後に、司会の玉置宏が、各人に「ユーモア賞」等の賞を発表していくが、最高格付けの「象印賞」だけは一際大きい声で発表する。三田明はこの番組の常連で、森進一の歌まねをよく披露していたことを覚えている。

 

・「意地悪ばあさん」

 青島幸夫が主人公の意地悪ばあさんを演じる。結構面白く見ていた記憶があるが、意地悪の内容などは覚えていない。砂川啓介(初代体操のお兄さん)演じる万年さんという浪人生が、サブキャラで出てくる。青島幸夫は、参議院選挙にでるため途中で降板した。

 

書き出してみると、アニメは結構多く見ていたようである。