宮城県仙台市にある西方寺
仙台駅からバスで行きました
1時間30分ほどで到着します
バスの本数が少なくて1時間に1本しかないので
乗り遅れのないように時間は厳守です
かなり山奥にあり
道の途中に田んぼやダムなどがありました
平家が敗れた際に
平貞能が源氏から逃れ隠れ住むための場所なので
かなり山深いところです
平重盛が重臣である平貞能にあずけた
阿弥陀如来の掛け軸を本尊とするお寺です
平貞能は平家が源氏に敗れた際
源氏の追討から逃げ切り
仙台の山奥に身を隠し定義と改名し
重盛から授かった阿弥陀如来の掛け軸を
生涯大切にし守り抜きました
そして貞能は自分が亡くなった後
自分の墓の上に祀るように遺言
それが西方寺の起源とされています
そして私が思ったことは
重盛から授かった阿弥陀如来の掛け軸は
平家の全盛期の象徴でもあるのではないかということです
貞能は清盛の専一腹心の者と言われ
家令を勤めていました
清盛の嫡男である重盛が平家の家督となりましたが
まだ若い年齢で亡くなりました
重盛が亡くなりその後清盛も亡くなると
宗盛が後継者となりましたが
清盛や重盛のようなトップとしての才覚は無く
平家は源氏に敗れて滅ぼされてしまいます
貞能はもし重盛が生きていたら
こんな事にはならなかったと
内心で悔しい思いを抱き続けていたのではないかと思います
貞能にとって阿弥陀如来の掛け軸を守ることは
信仰以上に
そのことに対する無念や
平家の全盛期への未練や執着
そして生き続け阿弥陀如来の掛け軸を守ることで
源氏に対する復讐といった心理もあったかもしれません
それが貞能にとって生きる意味であり
プライドでもあったかもしれないですね
人は複雑に様々な思いを抱くものです
そんなふうに私は思いました
そして800年を経て今では大きなお寺に発展し
いつまでも残り続けていることは
ある意味で源氏に打ち勝ち成功したと
言えるのではないでしょうか
お寺の入り口
参道には食事ができる店や屋台や
お土産屋さんが並んでいます
この場所で有名なのが定義とうふ
厚めの油揚げをカリカリに焼いて
お店に置いてあるタレをつけて食べます
タレ以外ににんにく入り粉赤唐辛子もあります
美味しかったです
定義如来へ精進料理用の豆腐を製造するために
明治23年に創業した歴史あるお店
御廟貞能堂
昔や茅葺き屋根で小さく質素だったそうですが
それでもたくさんの人が参拝
現在は六角堂の形となっています
1999年まで本堂としてご本尊が安置されていましたが
現在はご本尊が大本堂に遷され
御廟貞能堂となっております
ご本尊が遷された大本堂がこちら
大本堂の中でご祈祷されているところに
思いがけず遭遇できたのですが
お坊さんがお経を唱えたり
太鼓を叩いたりしているのを聞いて
私は音楽のようなリズムを感じました
例えるならラップでしょうかw
なんか、かっこいいなあと思いました
あくまでも私が感じた印象です!
平貞能への報恩感謝と供養
さらに人類の平和を祈念するシンボルとして建てられた五重塔
五重塔の敷地内にはお抹茶処があります
境内にある長命水を使用した抹茶がいただけます
食べる人が幸せになるように祈りを込めて作られていると
書かれているところが良いですね
定義如来の歴史を知れる展示室もあります
天皇塚
安徳天皇の遺品を埋め冥福を祈ったといわれています
塚の上の2本のけやきは1本の木のように結ばれたことから
結びのご神木として拝まれるようになりました
今は根だけが残っています
その隣には子供の木、孫の木も伸びて
子授けのご利益があると言われています
近くに長命水と呼ばれる天然の湧き水が
枯れずに湧いており
自由に飲むことができます
これはおまけ
仙台といえば牛タンですね!





































