「今日は番外編でシュ。」
あっくん♪ マネ作
吾輩は猫であ～る <令和改訂版>
吾輩は猫であ～る。
名前はまだ無い。
時に人間という奴は、
はた迷惑な生き物である。
奴らは我々よりは強いが、
自然界では、熊や狼、トラ、像と、
まぁ、どちらかというと
弱い仲間だろう。
ただ、ずる賢い。
剣という鉄の棒を振り回すのは
可愛いもので、
鉄砲や大砲、はたまたミサイルとかいう
物騒なものを使う。
猫の争いでは爪を立てたり
噛みついたり、
喧嘩する当事者は傷つくが
他のものは高見の見物である。
しかし、人間の争いは違う。
ゆっくり見物でもしていたら
巻き添えを食らって
一瞬にしてこの世とは
おさらばである。
それどころか
ともすると、無差別に
殺しにかかってくる。
くわばら くわばら である。
そのうえ、何やら核というものは
市街を焼き払い
問答無用で命を奪うらしい。
しかも地球を丸ごと
焼き尽くすほど持って、
脅しあっているという。
吾輩も、ゆっくり昼寝を
している場合ではないと思いつつ
春暖に包まれているが、
つくづく、はた迷惑な
困った生き物がいると考えると
少し毛が逆立ってきた。
「早く、
戦争は犯罪
と言われる時代が
来ることを
切に願います。 」
おしまい