「今、僕シャんは
てんねんな
がんばりやシャん
でシュ 」
「あっくん♪の
場合、『てんねんな』
って付くよねェ。」
「生まれが
てんねん。
育ちもてんねん。
素材もてんねん。
だから、
てんねんでシュ 」
「素材が・・・
って何 」
「無農薬
無抗生物質。
無ハゲでシュ。」
「・・・・
最初の2つは
何となく判るよ。
天然素材って言いたい
のだろうけど。
でも、無ハゲっ
・・・って・・・
そもそも、ブタさんに
毛はないでしょ。」
「失礼な
ありまシュよ。
この毛並みの
そろった産毛
可愛いでシュ。」
「まぁいいけど。
ガンバリヤさんの話・・・
どっかいっちゃった。」
「ありゃでシュ。
じゃ、僕シャんの
がんばり
見てくだシャい。」
「スイカ
食べてるだけ
・・・だよね。 」
「がんばって
がんばって
がんばってでシュね。
おっちゃんの分も
食べてあげたでシュ。 」
「えっ、もう
スイカ無いの。
ショック 」
楽屋裏
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
「おっちゃんの
スイカ、ほんとぅは
残してたでシュよ。 」
「よかった。
ありがと。あっくん♪ 。」
「はい、これでシュ。」
「ん・・・・
種・・・ 」
「そうでシュ。
今から植えると
また実がなりまシュ
そして食べれまシュ 」
「あのねェ 」
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
と、その時
台所から・・・・
「あっくん♪、
おっちゃん、
スイカ用意できたわよ。」
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
「はぁ~いでシュ
有るのばれたでシュ。 」
「おっ
スイカあるじゃん 」
「さてっ
もう一度、
がんばるでシュ 」
「・・・・
あっくん♪、お腹
こわさないようにね。」
おしまい