2024年4月1日に

「シリアのイラン大使館が爆撃された」

というニュースと

「イランがイスラエルを攻撃・報復」

についての検索結果トップ

 

それを受けて巷では、

「イスラエルがイランを攻撃したのだから

 イランがイスラエルを攻撃し返したのは

 国際法に則った正しい国防である」

というコメントを多く見かけます。

 

 

次の画像でもう少し厳密に見てみる。

THE IRANIAN EMBASSY=「イラン大使館」

IRGC BUILDING=「イスラム革命防衛隊」ビル

イスラエルの軍は精密である。

イスラエルが攻撃したのは

「イスラム革命のビル」

でした。

本命であるイスラム革命のビルを攻撃したことで

イラン大使館のフェンスが破壊された。

(Israel attacked outside of the Iranian embassy)

 

これがニュースでは

「イスラエル軍はイラン大使館の外部を攻撃した」

「イスラエル軍はイラン大使館を攻撃した」

となる。

 

完全な嘘ではないが、正しくはない。

国語のテストなら不正解でしょう。

こういうことを、

「日本を代表する新聞社」がのきなみ

やってのけることがダブルスタンダード。

知性と人間性と将来性を疑う。

 

とりあえず、

イランはイスラエルのアイアンドームを信頼して

ミサイルを撃ちまくったので

「めっちゃ報復した」という名目をたてたことになる。

アイアンドームのおかげで結果的に

被害を最小限に抑えることができた。

被害が大きければ戦争拡大につながるので、

イランの伝統的友好国である日本は

イランとアメリカの板挟みにならなくて良いし

今回に限っては良かったのではないか。