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今日は、お友達と旧古河庭園に行ってきました。

お友達曰く、
「東京の文化と歴史にふれる秋」
がテーマのお出かけコース。
事前に見学コースに申し込んでくれていたので
時間まで庭園を散歩してみました^^


私は「はいからさんが通る」が大好きで大きくなったら少尉と結婚してあの素敵な洋館で暮らすんだ!
と思い込んでいた夢見る少女だったので(笑)
洋館を見ただけでテンションアップ↑
さらに、これまた大好きなバラを見て興奮。
赤や黄色、オレンジに色付いた木々を見て鼻息が荒くなっちゃいました(笑)

以前、別のお友達と旧岩崎邸に行ったことがあるので、
そんな話をしながらも奥へ続く日本庭園をゆったり見てまわり、
洋館前のバラ園で、いろんな国のバラを見て大騒ぎ(笑)
専門家並みのカメラを抱えた方や、私と同じように携帯で写真を撮っていたオジサマやオバサマたちに
ちょっと笑われちゃいました^^;
たまに「きれいですよね~」なんて同意を求めちゃったりして(笑)

そんなわけで、この庭園で私が好きな色のバラをいくつか撮影して来ました^^
それはこのメールのあとに引き続きアップしていきまーす。


見学コースは約1時間。
人数にして30人ぐらいいたでしょうか?20人ぐらいだったかしら?
案内係りの女性はとっても若い女性でしたが、
すごく一生懸命説明して下さって、あっという間の時間でした。

いくつかの建物を設計したジョサイア・コンドル氏は非常に愛日家だったそうです。
この当時の洋館は、迎賓館として使用されるための洋館
そして主たちが生活するための日本家屋が同じ敷地に建てられるのがほとんどだったそうで
言われてみれば、旧岩崎邸も洋館があり、日本家屋が奥にありました。
それはまったく別の雰囲気をかもし出していて、旧岩崎邸に至っては渡り廊下へ続く洋館の扉を開けると
その先が日本家屋という不思議な構造になっていたような気がします。

ですが、旧古河庭園はそのような建て方ではなく、洋館のみ。
庭の奥に茶室や書庫と呼ばれる蔵のような建物はありましたが、
実に計算されていて、洋館からそれらの建物は見えず、
日本庭園も見えないように作られているのです。
これは「和洋折衷」と呼ぶのではなく「和洋中和」と呼ばれていたそうで
どこをとっても違和感がないのです。

とはいえ、和室がまったくないわけではなく、
洋室の入り口と思われる大きな扉の中に少しの板の間があって、その先に和室が作られていて、
ホールからは和の部分がまったく見えず、和室からはふすまを閉めてしまえば洋の部分がまったく見えない
という構造でした。されに細部にまで手が込んでいて、日が当たる障子の格子は面取りが施され
より多くの光が部屋に注ぐようになっているのです。

そうそう。
コンドル氏は非常にこの旧古河庭園を気に入っていたそうですが、
一箇所だけどうしても納得できなかったところが。
それは、主寝室の隣に作られたクローゼット。
ま、私が一人暮らししているぐらいの広さはあろうクローゼットでしたが^^;
ここは白で統一され、非常にきれいなのですが、なんと床が畳!!
それは奥様が着物をお召しになるために畳でなければ困るということで、
出来上がった部屋の床を急遽畳にしたんだそうです。
あ!それから。
ここのお風呂もちょっと笑ってしまうお風呂でした^^


大胆に説明のネタバレをしてしまいましたが、
見学コースはおすすめです。このコースに入らないと2階は見られないので^^

それから、今日は洋館横の芝生で三味線の演奏会が開かれていたので
見学しながら時折聞こえる三味線の音色に倍得した気分になりました。

あ!!
もうひとつ思い出した!!
なんとこの旧古河庭園の洋館。約100年前に建てられたものですが、
部屋のところどころにその当時のものが残っているのです!!
シャンデリアだったり、なんと窓ガラスだったり。
これはテンションあがります。だって100年の時を経てもそこに存在するなんてすごくないですか?

そんなわけで、私のテンション上がりまくり休日はここからスタート。
次は庭園で撮影したバラの花をアップしまーす♪


今日の発見!
紅葉は真下から見上げても非常にきれい
これ桜も同じです^^
ぜひお試しあれ♪