カップ戦がプロ化への試金石

カップ戦が2021シーズンのなでしこリーグプロ化へのテストの意味も含んでいると思うのでそれを書きます。


2020シーズンは1部と2部混合でA〜Dのグループに5チームずつわけられた。
Bグループに神奈川県のチームが集中したことから、一部意見で恣意的?って意見もあったが、実は2019シーズンの順位を使って機械的に割り振ってるだけなのががわかる。
つまり、単に偶然。

1部順位
A 01 ベレーザ
B 02 浦和レッズ
C 03 INAC神戸レオネッサ
D 04 伊賀FC
D 05 ジェフ千葉
C 06 アルビレックス新潟
B 07 ノジマステラ
A 08 ベガルタ仙台
A 09 長野パルセイロ ✳︎降格
B 10 日体大 ✳︎降格

2部順位
C 01 愛媛FC ✳︎昇格
D 02 セレッソ大阪 ✳︎昇格
D 03 ちふれエルフェン埼玉
C 04 オルカ鴨川
B 05 ニッパツ・横浜シーガルズ
A 06 ASハリマ
A 07 スフィーダ世田谷
B 08 大和シルフィード
C 09 京都バニーズ
D 10 十文字ベントス ✳︎昇格

こう見ると…
Aグループの1強さ
↓だんだんと混戦度合いが増す
Dグループの混戦さ
の印象だなぁ

それはさておき…

予選リーグが4/21〜6/21に実施される。
1回戦総当たりなので、4試合あるがどのチームとホームでやって、どのチームとアウエーでやるかがスケジュールでないとわからないのだけど、もっと重要と考えている理由がある。

理由 その1
2部のチームをプレミアリーグに参加させるとした場合…どれくらいの実力なのか?
これを事前に判別しておく必要があるのではないかと思う。
つまり、2部のチームでプレミアリーグに初年度から参加したいチームは、是非共目一杯頑張っていい成績を残した方がいい…かもしれない。


理由 その2
2021シーズンで2部のチームを1部に組み込む際のトレーニング。
以前よりも差は縮まっているとは思うけど、1部と2部の差はかなりある。
実際に2部から昇格したチームが1部リーグのスピードに慣れるのにかなりかかる。
このかなりの期間が長いか短いかで1部に残留できるかどうかの分かれ目だったと思う。
2021シーズンの1部リーグを少しでも面白い競争のあるリーグにする為に、事前に1部と2部の対戦を公式戦でやるのではないかと思う。


まあ、いずれにしても、普段は公式戦で対戦しないチームとの試合が楽しめるのは新鮮味があって面白いかなと。
普段試合しない相手だからこそ、ジャイアントキリングがあるかも?