しょうへい3000(霜月)
霜月のメニューはカニ秋の味覚と蟹をたらふく満喫出来たコースでした。前菜(ゆり根の卵焼き、さつま芋のいが栗揚げ、かぶらの柚子味噌、かぶらの皮塩昆布和え、しらすの山椒油、安納芋のチップス、奈良漬海苔巻きチーズ、銀杏)かぶらの柚子味噌の蕪はとろとろに溶ける程柔らかくゆず味噌と一緒に食べると優しく爽やかな味が広がります、蕪の皮塩昆布和えは対象的に水々しくシャキシャキした食感の蕪にシンプルな味付けでまた違った美味しさを楽しめます。奈良漬海苔巻きチーズ、独特の癖がある奈良漬けはよくチーズと組み合わせて食べるのも定番ですがやはり奈良漬けが圧勝してなんとなく食べにくいイメージでした。でも、この奈良漬けは元々癖があまりないのか独特の癖を感じず奈良漬けの芳醇な味と触感が楽しめました。更にクリーミーなチーズと香ばしい味のりで凄く調和が取れていて食べやすく美味しい一品でした。さつま芋のいが栗揚げはお代わりしたい程口の中が幸せになりました。いが栗のような外側の衣のパリパリサクサクな食感を感じた後すぐになめらかでしっとりした優しい甘さのさつまいもの餡がうっとりする位の美味しさです。椀物(鱈白子と海老芋の銀あんかけ)クリーミで濃厚な白子とねっとりなめらかな海老芋。繊細で上品な味の餡が天ぷらの衣にまとって白子と海老芋の美味しさを引き立ててくれる一品です。造り(セコガニ 土佐酢)蟹の甲羅の中に身がほぐされてきれいに盛られています。(店員さんお疲れさまです)身と濃厚な内子、プチプチな外子がこんもりと♡土佐酢かすだちでとの事だったのですだちでいただきました。キリッとしたすだちの香りの中に蟹の旨味がお酒を進ませてくれます。私の好きな食べ方はそれぞれの部位を少しずつ合わせ一緒に口の中に運ぶと香り、旨味、食感と蟹をこれでもかーという位感じられて好きです。焼き物(豚テキ 木の子ソース)木の子ソースと言っていいの？て位きのこが入っており旨味とジャキジャキ感の食感が分厚い豚テキを包み込みます。豚テキの甘みが旨味の強いソースと合わさって箸が止まらない美味しさでした。小鍋(鶏団子とごぼうのあっさり鍋)入っている種類はシンプルですが香りと旨味が凝縮された鍋でした。ごぼうと三つ葉の素材の味の美味しさ、ふっわふっわで出汁が染み込んだ鶏団子に圧倒されました。シンプルなのになんでこんなに美味しいのかって位物凄く美味しいです!!〆１(セコガニの土鍋ごはん)珍しく2人前～とお時間かかる〆なので早い注文が必要なメニューでした。でも、頼んで大正解!!頼まなかったら後悔します!!開けた途端声が出るほどの香り。蟹の身もたっぷりと…自分の想像では蟹の出汁だけか蟹の身が少し混ぜ込んである位と思っていたのでこの量は最高の裏切りでたまらなかったです。とろとろの卵餡もご飯の味を邪魔せずお米の一粒一粒に旨味が染み込んでる感じで〆ご飯がメイン級の美味しさです。正直この〆ご飯と小鍋だけでコース金額超えててもおかしくない位満足の美味しさです。〆２(小鍋うどん)あの美味しい小鍋の出汁にうどんをinするのだから美味しくない訳がない!!卵と小ネギも追加されて本当に〆として最後の最後まで美味しく味わえます。注意〆メニューはコース金額+αで金額かかってきます。が色々と〆の種類もありどれも美味しいのでぜひシェアして味わってほしいです
