私が思うに、韓国ドラマってとても「合理的」なのではないでしょうか。

 

例えば「愛の不時着」をみてもわかるように、韓国ドラマはジャンルに囚われません。

ラブコメとサスペンスの二重螺旋構造でストーリーがスピーディーに展開していきます。

 

事件パートではハラハラし、恋愛パートでキュンキュンします。

ある地点では二つの波長が重なって増幅しドキドキがマックスになります。

かと思えば場面転換し、中隊や村の主婦たちが笑わせてくれるので一気にゆるみます。

 

気づけば引き込まれて、視聴者の喜怒哀楽の情動は激しく変化します。

犯人に追われるシーンでストレスが限界値まで達した時、バイクにのったジョンヒョクがかっこよく助けてくれると、脳内ホルモンがドバーっと出ちゃう感じです。

 

 

怒り、恐怖、悲しみのどん底から一気に胸キュンや笑いへ。復讐もスカッとします。

このコントラストで気分は一気にボルテックスニヤニヤ

 

おそらくこれが面白いと感じる要因ではないでしょうか。

 

気づけば泣きながら、自分では味わえないであろう人生すら疑似体験できるのです。

 

ちなみに日本や海外のドラマでも疑似体験はできますが、韓国ドラマの場合は1つのドラマで2度も3度も味わえます。

個人的には、韓国ドラマでは涙の量が段違いです。

 

合理的だと思う理由はこれだけではありません!

 

まずはOST。

カラオケのムービーさながらの俳優さん達の憂いた姿や、波打ちぎわではしゃぐ恋人たちのシーン等に合わせて、いろんな曲がえげつなく挿入されます。

 

せっかちな私はあっさり早送り▶▶しますが、何度も聞くうちに気に入ってくる曲もありますので、純粋なファンはサントラも購入することでしょう。

 

それからスポンサー。

ドラマ中に、これでもか!というくらいオリーブチキンが出てきて無性に食べたくなったり。

やたらと掃除をするシーンが出てくると思ったら、ダイソンがスポンサーだったり。

不自然なほどファンデーション塗るシーンを長々映したりします。

 

見慣れてくると「あーこれコマーシャルだわ」とわかるようになります。

流行に敏感な方は、ドラマで使われてると思うと購買意欲が湧いたりするんでしょうね。

 

他にも・・・

個人的には主人公以外の恋愛パートは不要だと思ったりします。

※韓国ドラマでは必ずと言っていいほど、メインキャストの恋愛以外に、サブキャストの恋愛も描かれます。三角関係で絡まない演出も結構あります。

 

ですが、いわゆるバーター効果なのか、サブキャストも顔を覚えると次にみるドラマを選ぶ際の参考になったりします。

これでバズる俳優さんもいらっしゃるんですよね。

 

ストーリーも人気のテーマ(視聴率アップ要素)は1つのドラマ内に複数盛り込みます。

記憶喪失、復讐、御曹司、異母兄弟、三角関係・・・

 

おかげでどのドラマも似た雰囲気に感じてしまうこともありますが、オリジナリティよりも1つの作品に定番要素をアソートして最高最善を目指していることが伝わってきます。

 

以上が、韓国ドラマは合理的だと感じた理由になります。

韓ドラ歴5か月の私の勝手な評論になりますので、ご気分悪くされた方がいましたらごめんなさいアセアセ

 

 

 

K-popも好きになってきました。

BTSの新曲Dynamiteいいですね。

とってもファンクグラサンハート

 

人生はダイナマイト
ファンクとソウルでこの都市を灯す