私には
理学療法士の磯部さんと
作業療法士の安藤さんと
言語聴覚士の伊藤さんが担当でついてくれた。
みんな女性だった。
初日に評価みたいなのがあった。
私の身体はどこまで機能するか、みたいな。
歩けないので、車椅子に乗せる介助をしてもらって
それぞれ評価してもらった。
理学療法の評価は、覚えていない。
あの頃の私は、横になるとすぐ眠ってしまって
それはリハビリ中でも関係なく
理学療法の評価中でも寝ていたんだと思う。
作業療法の評価は、
いろいろ北海道でもやったリハビリを確認して
中でも印象に残ったのは
目を瞑った状態で自分の指が上に上がっているのか
下に下がっているのか当てるリハビリ。
左手は感覚があるので百発百中でわかる。
でも右手は感覚がないのでわからない。
「…う え ?
… し た …?……わ か ら な い ……」
手術後から約3ヶ月。
私は、視覚がなければ
自分の身体がどうなってるかを
把握することすら難しかった。
言語聴覚療法は
発声練習をした。
あ う をひたすら言ったり。
満足に喋れない私はコミュニケーションをとることもなく
言語のリハビリの時間以外は
ほぼ無言だった。