ナチス・ドイツでユダヤ人大量虐殺の重要人物、アドルフ・アイヒマン。
実は彼は平凡な公務員(ナチス親衛隊将校)だった。
それを裏付けるミルグラム実験(社会心理学者のミルグラム氏が行ったのでそう呼ばれている)でわかったことは次の2点。
『人は権力者から命令されると普通の人でも残虐行為をしてしまう』
『人は思考を停止させると残虐行為も可能』
感情論を消せば、オウム真理教での一連の実行犯を、死刑で消し去ることが本当に世の中のためになるのかという疑問もある。
日大アメフト問題でも、悪質タックルの選手はアイヒマン効果だったのだろう。
社会心理学の実験で証明されても、アイヒマンは絞首刑になりました。
裁くにしても、未然に防ぐにしても、社会心理学が役立つ社会になるべきであり、批判する側の人間も、立場によっては加害者になりうるということも忘れてはならないと思います。