思えば27年ほど前、専門学校に通うために今里に部屋をかりて暮らしていたときに入ったのが初めて。
その頃からこの肉とじうどんばかり食べている。ほんま他のものは食べたことがない(笑)
当時、学生だったおれはバイトはしていたが、お金もなく、1日に1食しか食べられないことも多々あった。
そんな時に心強かったのが「飩兵衛」。
うどん一杯の料金で、超でかい丼にうどん2玉使用した「ダブル」にすることができ、かつ、麦ご飯が無料サービスでついていたのでこれで腹一杯になってた。
お店は創業約30年ということなのでほんとにおれが初めてきたのはオープン当初だと思う。
店もピカピカ。調理器具なんかも全て真新しい状態だった。
麺を茹でる釜を囲う木枠なんかも作りたてみたいな感じだったが、今では削れ、使い込まれた感じになっている。
一体、何杯くらいのうどんがここで茹でられたのだろうか・・・
このお店の思い出や、素晴らしさを語ればきりがないが、完結に言うならやっぱうどんの旨さと接客の素晴らしさだと思う。
オープン当初から変わらずお兄さん達の「っらっしゃいませええええ!!!」っていう活気あふれる声。
一口、二口飲むだけですぐに水を注いでくれる気配り。
それから何より「覚えてくれてる」ということに感動する。
学校を卒業してからは、兵庫県住まいなのでたまにしか行けないのだが覚えてくれている。
今日も半年近く行けてなかったと思うが、「肉とじ、細麺ダブル」といういつもの注文を言わなくても逆に聞いてくれた。ほんまにびっくり、感激。
あと、やはり飲食店では当たり前だけど難しいこと。
いつも美味しく、同じ味を提供してくれるということ。
27年前初めて食べた時から今までまったく味が変わることなくこの美味しいうどんを出してくれることに感動する。
変わったことといえば、手のひらほどの巨大なれんげが、お玉みたいなやつになったことくらい。(ファンならわかるネタやね)
うどんを食べながら、「やめないでほしい」っていう気持ちでいっぱいだったが、全力でうどんを作るお兄さん達を見ていると本当に「おつかれさまでした。ゆっくり休んでください!」という気持ちにもなる。今日はなんとも複雑な思いでうどんを食べた。

