amiezaのブログ

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CDプレイヤーとかカセットとかの修理話をします

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たまには、家電の修理ネタを、と思いまして。

今回は、ソニーのMZ-R30の修理について、書いていきたいと思います。

 

 

ブログの更新、こまめにしているのもあって、「こんなに早く修理できる?」「正月だよ?」って思われる方、いらっしゃると思いますが、ご安心ください。過去に修理完了しているネタをブログにまとめています。

 

改めて、ソニーのMZ-R30について紹介すると、これと同じものを大学生時代に購入して利用していました。大切に使っていたんだけど、純正の充電池が販売停止になり、Hi-MDモデルの購入の時に下取りに出してしまった記憶があります。

 

そうこうして月日は経って、2020年に入って再びMDを使い始めるんですが(きっかけは、5連装CDプレイヤなんだけど、その話題は、別の機会にでも)、「そういえば、MZ-R30、良かったなぁ」と思って、改めて中古品を入手したのでした。同じ、ブルーのモデルを。

 

ヤフオクで安価なものをセレクトしたんですが、入手してしばらくたったあと、録音がうまくできないことに気づきました。まぁ、中古だし、もう古い機械ですし、仕方ないです。

 

 

では、修理の話題に移っていきましょう。


 

MDで、再生はできるけれど録音ができないケースだと・・・、いくつかあるんですが、磁気ヘッドと呼ばれる録音操作のときのみ利用される機構が正しく動作していない場合を疑います。

 

写真は、トップカバー部分を外して、磁気ヘッド部分をむき出しにした写真です。右側に垂れ下がるように存在するアーム部分が磁気ヘッドです。この動きが悪いのかなぁと思い、まずは軽くグリスアップしてみました。

 


 

それでも、結果的には録音操作はできない(録音モードにはなるけど、書き込みはしない)。もう少し調べてみると、さきほどの磁気ヘッドは、本体脇のメカを通じて、上下動制御されていることがわかりました。そして、その動きの制御は、写真に見えている白いギア周辺の機構で制御されています。

 

 

もうすこし見やすくした写真が上の写真で、右下部分に、ギア付きのモーターがあり、黒いウォームギアを通じて、水平になっている白いギアを動かし、ヘッドの上下動にしています。ここも、グリスアップしてみました。その結果、録音できるようになった!のですが、しばらく使っていなかったら、録音できなくなってました・・・。なぜ。

 

 

問題個所は、ここのはず、ということで、ギアを外して調べると、黒いウォームギアの動きが重たい。固着の疑いがあり。ということで、グリスアップしたけど、やっぱり時間がたつと固着して動かなくなる。抜本的な対策、固着の原因を除去するしかないです。

 

黒いウォームギアは、狭い部分に組み込まれていて、周辺の緑色の基板に阻まれて、外すこともできない・・・。ということで、結局、こんな作業をすることになります。

 

 

何をしたのか、わかりますか? 写真を見比べてみてください。

フィルムケーブルのはんだ付けを外しているんですよ。文章にすると、とても簡単ですが、とても神経を使う作業です(きっと、作業したことのある人には伝わる、あの、はんだごてでフィルム部分を溶かしてしまわないように慎重な作業を求められる感覚を・・・)。

 

そうこうして、この緑色の基板を外した結果、こんなふうになりました。

 

 

結果、黒のウォームギアを取り外すことができ、固着の原因物質を綺麗に除去できました。そのあとは、潤滑剤(グリス)を塗り、元に戻します。

 

元に戻すときも、フィルムケーブルのはんだ付けがあるんですが、この時も油断はできなかったです。

 

組み終わってみると、指でギアを動かすことができるくらいにまで、軽い動きに変わっていました。これが本来の動き、なんですね。

 

無事、録音操作もできるように戻りました。

 

 

閑話休題

 

 

前回、バッテリーについて書いたついでに、MZ-R30のバッテリーについても少々書きましょう。

 

MZ-R30は、当時からリチウムイオン電池でした。その代替品がしばらく販売していたので、「入手できるだろう」と油断していたら、市場から互換バッテリーが消えていました(汗)

 

そうなると、バッテリーの殻割をして、中身のバッテリーセルを交換するしかない・・・。MZ-R30の純正バッテリーも、殻割をして、バッテリーセルの入れ替えをしました。ただ、こちらは、16550タイプのリチウムバッテリーセルでよいので、入手性もよく、安価です。今回は、念のため保護回路付きの16550バッテリーセルを入手して組み込みました。

 

最新のバッテリーだと、純正比で容量2倍以上になります。充電の方も、純正のACアダプタをはじめ、本体の充電機構で問題なく充電できました。

 

2023年になって、MDプレイヤーの充電事情の情報があっても、役に立つことはなさそうですけど・・・。参考までに。