次のア~エの記述のうち、標準管理委託契約書の定めによれば、適切なものはいくつあるか。
ア 管理組合及びマンション管理業者は、その相手方が、本契約に定められた義務の履行を怠った場合は、直ちに本契約を解除することができる。
イ 管理組合は、マンション管理業者が破産手続開始、会社更生手続開始、民事再生手続開始の申し立てをしたときは、本契約を解除することができる。
ウ 管理組合は、マンション管理業者がマンション管理適正化法の規定に違反し、マンション管理業の登録の取り消しの処分を受けたときは、本契約を解除することができる。
エ 管理組合及びマンション管理業者は、その相手方に対し、少なくとも一月前に書面で解約の申し入れを行うことにより、本契約を終了させることができる。
❶一つ
❷二つ
❸三つ
❹四つ
正解は❷ 適切なものはイとウの二つ。
ア 管理組合及びマンション管理業者は、その相手方が、本契約に定められた義務の履行を怠った場合、相当の期間を定めてその履行を催告し、相手方が当該期間内にその義務を履行しないときは、本契約を解除できる。
イ 管理組合は、管理業者が銀行の取引を停止されたときや、破産手続開始、会社更生手続開始、民事再生手続開始の申し立てをしたときは、本契約を解除できる。
ウ 管理組合は、管理業者がマンション管理適正化法の規定に違反し、マンション管理業の登録の取り消しの処分を受けたときは、管理委託契約を解除できる。
エ 管理組合及びマンション管理業者は、その相手方に対し、少なくとも3カ月前に書面で解約の申し入れを行うことにより、本契約を終了させることができる。